山笠ナビNewsFlashでは、細かい情報やtwitterなどで見つけた&紹介した山笠のいろんなニュースなどをまとめてご紹介いたします。
櫛田神社にて一年間展示された2017年度の飾り山の山解きが、本日6月12日(火)に行われました。この見慣れたこの飾りも朝方までとなりました。
午前9時前より、見送りを担当した室井人形師や手伝いにやってきた今井人形師、山大工らが飾り山の前に集まり作業スタート。舁き棒の上に板を敷いて足場を作り、一番下の杉壁を取り外し、下の飾りから番線を断ち切って取り外していきます。
お昼にはすべての飾りが取り外され、一年ぶりに素山の姿が現れました。この後、この櫛田神社の飾り山は、6月下旬頃に今年の飾りの飾り付けが行われ、一般公開日の7月1日に今年の飾りが一般公開されます。
山解きが行われた櫛田神社ですが、清道内の桟敷席建設も6月8日(土)よりスタートしています。
#博多祇園山笠 に向けて #櫛田神社 で桟敷席の組み立て作業が始まりました。お汐井てぼも登場。#博多 #祭り pic.twitter.com/6z3cYTjERP
— 貞松 慎二郎 (@sada950000) 2018年6月8日
こちらは翌日9日(日)の模様。まずあ席とい席側の建設が進んでいます。
そして本日12日(火)の模様。建設は、右側のう席側へ移っていました。
山笠の準備 pic.twitter.com/3IHHk2ExLB
— ふぇじかるぺっち(・ω・)ノ (@kokosora207822) 2018年6月7日
塀の方も雪洞(ぼんぼり)を掛けるための板が張り巡らさせ・・・
山笠の安全願い 縁起物作りピーク 博多区・櫛田神社 https://t.co/3guoL12Uyc 福博に夏の到来を告げる「博多祇園山笠」(7月1~15日)を前に、福岡市博多区の櫛田神社では、祭りの参加者が身を清め…|… https://t.co/lfMgd9wcqH
— Google ニュース (@GN_JP) 2018年6月11日
縁起物のてぼ作りが進むなど、櫛田神社の準備も着々と行われています。
かつて福岡市博物館常設展示室には、76着の山笠法被を紹介するコーナーが存在しました。平成25年のリニューアル後も、もう一度見たい!という声が絶えなかった人気の展示。5年の時を越えて、今、企画展示室にてご覧いただけます! #福岡市博物館 #博多祇園山笠 pic.twitter.com/Upbh8uONla
— 福岡市博物館 (@fukuokaC_museum) 2018年6月6日
福岡市早良区の福岡市博物館では6月5日より「山笠と法被」展が行われています。
博多祇園山笠の風景に欠かすことができない各流・各町の長法被が展示されており、すでに見ることのない昔の町の長法被も展示されており、大変貴重な資料を間近に見ることができる企画展示となっています。
8月まで開催されるこの企画展ですが、前期(6月5日~7月8日)と後期(7月10日~8月5日)で展示内容を変更する趣向で、まず前半は東町流、洲崎流、土居流の長法被が展示されています。(写真は東町流の北船町と中浜口町の長法被)
漢字や地形などをモチーフにデザインされた長法被の柄の多様さと洗練されたおしゃれ且つその恰好良さに、思わず時間を忘れて見入ってしまいます(写真は土居流の上土居町と洲崎流の掛町)
東町流、洲崎流、土居流の長法被は7月8日まで展示され、後期の7月10日からは石堂流、呉服町流、西町流、魚町流の長法被が展示される予定です。
なお、福岡市博物館のロビーと常設展では、迫力のある山笠の人形が展示されており、常設展では舁き山の天児も行われています。企画展を見た際は、ぜひ常設展の山笠紹介も併せてご覧ください。
【今年もやってきました山笠シーズン!】山笠があるけん博多たい!博多の夏の風物詩"博多祇園山笠"の神事が本日行われ、ついにJR博多駅前広場にて飾り山の設営が始まっていきます!今年も7月1日から15日の午前0時まで飾り山が登場します!ぜひお楽しみに!#博多祇園山笠 #山笠 pic.twitter.com/xTJM9OOvmH
— AMU/AMU EST (@JR_HAKATA_CITY) 2018年6月12日
先日地鎮祭をこなった福岡ドームは山小屋建設を開始。この写真は6月9日(土)の模様なので、すでに本日時点では完成しているのではないでしょうか。
6月10日(日)の13時より土居流・中洲流・上川端通の有志が「麦剥き」を行いました。麦わらから枯れた葉っぱや表皮を取り外して選別する作業で、この麦わらは「鉄砲」と呼ばれる博多祇園山笠の指揮棒や飾り山の飾りなどに使用されます。
土居流・中洲流・上川端通の山大工を務める稲舛山大工の陣頭指揮のもと、和気あいあいとした雰囲気の中、各流の有志が麦の選別を行いました。
ただの麦わらにも見えますが、長いものは飾り山に、短いものは舁き山に使うなど、ただ単に剥くだけでなく長さによる選別も行われており、博多祇園山笠はこのような細かい作業で成り立つものだと改めて感じさせられます。
福岡には、よく出張で行ったけど山笠には縁がなかった…:"祇園山笠:「博多の心を次世代へ」起源を漫画に :@niftyニュース" https://t.co/gf1GZbREpF
— 米谷 仁志 (@cometkobe) 2018年6月8日
博多祇園山笠の起原と云われている聖一国師(しょういちこくし)と山笠との関わりを描いた「博多の恩人・聖一国師と博多祇園山笠」(集広舎)が全国の書店などで発売開始となりました。