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ユネスコの無形文化遺産に『博多祇園山笠』が登録されました

11月1日の山笠ナビニュース『「博多祇園山笠」がユネスコ無形文化遺産登録へ!』にて、博多祇園山笠がユネスコ無形文化遺産に登録される見通しになったことをお伝えしましたが、去る平成28年11月30日(水)にエチオピア・アジスアベバのユネスコ政府委員間交渉で、山車が登場する全国33の祭り「山・鉾・屋台行事」が登録され、その祭に含まれている『博多祇園山笠』もユネスコ無形文化遺産に登録されました。
正式登録が行われた一報が伝えられたのは日本時間12月1日の午前2時頃。一夜明けて、博多はお祝いムードに包まれました。

12月1日(木)15時からは、櫛田神社にて登録決定を祝う記念式典が行われました。

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式典が行われた飾り山前ではくす玉が割られ、山笠期間は清道旗が立てられる清道には正式登録を祝う旗が掲げられました。

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櫛田神社や福岡市役所の壁には、正式登録を祝う横断幕も。

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また福岡市役所1階ロビーでは、今回のユネスコ無形文化遺産に登録を祝って、今年の一番山である東流の舁き山「若武者応破波濤(わかむしゃまさにはとうをやぶるべし)」が飾られ、市役所を訪れる人達が記念写真に収める姿が多数見られました。この舁き山展示は12月26日(月)まで予定されています。

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記念写真を撮影している方は「博多祇園山笠が登録されて本当に嬉しいです。沖ノ島の世界遺産登録も続いて欲しいですよね」と嬉しそうに語っていました。