山笠ニュース & レポート
山笠開幕直前！ 櫛田神社の飾山の御神入れが行われました
2015年06月30日
山笠開幕直前となった本日6月30日。山笠開幕に合わせて、櫛田神社の飾山の御神入れ（ごしんいれ）が行われました。
今日の博多は朝から雨が降り続く生憎の天気。御神入れの前に行われる櫛田神社夏越大祓祭は毎年境内で行われていましたが、今年は拝殿の中での開催となりました。
16時より大祓祭は始まり、山笠関係者関係者だけでなく、一般の参詣客も参加し厄災を払いました。
夏越大祓祭が終わった後は、場所を飾山の前に移し、御神入れに移ります。御神入れとは、飾山に神様を入れる神事で、この神事をもって飾山は奉納するための飾りとなります。
今年は飾山の前にテントを張って雨を凌ぎながらの御神入れとなりました。
時折激しく雨がテントを叩く中、神事は進みます。
宮司による祝詞奏上の後、浄め祓いの儀で、飾山の表と見送りを祓い、神を飾山に納めます。
玉串奉奠の後、博多祗園山笠振興会会長の豊田侃也さんらに感謝状が贈られました。
終わった後は恒例の飾山の前での記念撮影なのですが、何しろこの雨で、しかもテントが飾山の前にあります。「やおいかんですなぁ」「しろしかー！」という笑顔と笑い声の中、みんなでテントを一旦畳みます。
準備が出来たので、傘を置いて大急ぎで並びます。雨はもちろん降っております。その状況なので、「急いで！」「早く！」「水も滴るいい男！」という声が皆さんの中から上がり、その声に思わず笑顔。
大急ぎで写真が撮られた後、皆さん”急げ急げ！”と笑顔で屋根の下に大急ぎで移動していきました。
櫛田神社の御神入れも終わり、いよいよ数時間後には7月1日になります。
7月1日より、博多は2週間の熱い熱い山笠期間に入ります。
今年も山笠ナビは可能な限り徹底的に追いかけて参ります。
