山笠ニュース & レポート YAMAKASA NEWS & REPORT

山笠ナビ山笠ナビ通信山笠ニュース上川端通と川端中央街が棒締めと試し舁きを行いました

上川端通と川端中央街が棒締めと試し舁きを行いました

前日の大雨から一転、晴天に恵まれた6月17日(日)、各流は山笠の準備を急ピッチで進めています。

上川端商店街のアーケードでは、八番山”走る飾り山”「上川端通」と、十六番山笠「川端商店街」の棒締めが行われました。
『棒締め』とはの、山笠の台に舁き棒を麻縄で固定していく作業で、5.45メートルの舁き棒6本を、釘など一本も使わず41メートルの麻縄2本だけで完全固定します。この縄だけで重さ1トン以上、上川端通りの走る飾り山になると2トン以上の自重を支える事になります。

 

山大工が伝統の技術で麻縄を取り付け、若手の「棒締めたー棒締めたー」の掛け声と共に「おやし棒」を使って麻縄がギリギリと音を立てながら締められ、舁き棒が取り付けられていきました。

また、八番山笠・上川端通は棒締めが終わった後、棒の締まり具合を確認する為『試し舁き』を行いました。
飾りは乗っておらず、装束も長法被と正式な格好ではありませんが、1年振りに味わう舁き棒の感触は格別な物だったのではないでしょうか。
上川端通の今後の日程は、6月27日より飾り付けが行われる予定です。