博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

オイサ!(おいさ)

早く走る時に掛けられる山笠の掛け声。主に舁山を舁く際に聞くことができる。もう一つの掛け声「おっしょい」を縮めた掛け声と言われている。

「オイサ」と書いてはいるが、「オイサッオイサッ」「ヨイサヨイサ」など、聞いた人によって微妙に異なるため新聞・雑誌でもその表記が分かれることも。なお、山笠振興会初代会長の落合氏の著書では「オイッサ、オイッサ」と表記されている。
twitterなどでよく「オイサー!」と書いている人を見かけるが、基本語尾を伸ばして使うことはない。勢いよく歯切れよく連続してコールするのが正しい使い方である。

また、表記では「オイサ」と片仮名で書かれることが多いが、「おっしょい」はなぜか平仮名表記が多い。

福岡ソフトバンクホークスでの「オイサ」の使用

福岡の地元球団である福岡ソフトバンクホークスは、山笠期間のホームゲームを「山笠シリーズ」と呼んでおり、この期間のチャンステーマは「ワッショイ」から「オイサ」に変わる。

また、2011年のシーズンに福岡ソフトバンクホークスの大場翔太投手が、2011年8月11日のヒーローインタビューで「1、2、3、オイサー!」と絶叫。このマイクパフォーマンスがチームメートやファンに受けて、大場投手が投げるとtwitterでは「オイサー!」の文字が飛び交うように。本人もこのオイサブームに乗って山笠カットをしたとか。なお、大場投手は東京都出身である。

アビスパ福岡での「オイサ」チャント

福岡市のプロサッカーチームであるアビスパ福岡の応援では、攻め上がる時に使われる応援チャントとして、少々スロー気味にアレンジされているが「オイサ」の掛け声が使用されている。

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