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博多中にて博中山笠の”お披露目式”が行われました

本日7月21日(水)、福岡市博多区の福岡市立博多中学校にて、生徒たちが作成した山笠(博中山笠)の「お披露目式」が行われました。

博多中では、毎年総合学習時間を利用して生徒が舁き山や手拭などを作って地域の伝統を授業の一環として勉強しており、出来上がった山笠は5月に行われる体育祭で「博中山笠」としてグラウンドでの山舁きを行うのが恒例行事となっています。
しかし、昨年・今年と続くこのコロナ禍の影響で、昨年は体育祭での「博中山笠」は中止となっていました。

コロナ禍が続く今年も、体育祭での「博中山笠」は残念ながら中止となってしまいましたが、せめて山笠作りだけでもと、教員や地域の方々の協力の元、生徒が舁き山笠を作り上げました。
そして本日出来上がった舁き山を、全校生徒と協力してくれた人たちに披露する事が出来ました。

櫛田神社側に山笠の表を向け、お披露目式が行われました。お披露目式には全校生徒が参加。今年の「博中山笠」で山舁きを行う予定だった3年生は、水法被、手拭、そして授業で作った舁き縄を手にした”舁き手の正装姿”での参加です。

今年の”取締”と”赤手拭”より、山笠の表と見送りを入れ替えながら「標題の紹介」と「標題に込めた願い」が発表されました。今年の山笠飾りは「コロナを吹き飛ばし、退治して日常へ戻る」祈りを込めて作り上げた山笠飾りです。

標題発表の後、3年生の女子が作った手拭が紹介されました。

取締の挨拶では「僕たちはできなかったけど、来年はみんなやれるので、この山笠を目に焼き付けてほしい」と、後輩たちにメッセージと力強いエールが送られました。

最後は、博中山笠の締めとしても行われる山笠を前後に揺らす「山揺すり」が、祝いめでたが謡われる中で行われました。

そして博多手一本でお披露目式は締められ、後輩たちに博中山笠のバトンが手渡されました。

お披露目式の後は、記念写真の撮影が3年生各クラスごとに行われ、和気あいあいとした和やかな空気の中で、博多中の山笠披露は終了しました。


※記念撮影のためマスクを一時的に外しています

※記念撮影のためマスクを一時的に外しています

※記念撮影のためマスクを一時的に外しています