昨日6月12日(土)、櫛田神社の山小屋にて棒締めが行われました。
朝方は雨が降っていましたが、午後から一転して晴れに。日差しが強く気温も上がり、棒締めを行う男達は汗をかきながらの作業となりました。
合図に合わせて、縄をてこの原理で締めあげる「おやし棒」が倒されるたびに、縄が木に締め上げられていくキリキリという音が鳴り、縄の空気を抜くために縄を叩く木づちの音が、山小屋周辺に響きます。
棒締めと同時進行で、山大工が鼻縄を手際よくテキパキと作っていきます。
最後の右肩一番棒に縄が締め上げられ、棒締めは終了です。余った縄は台足に巻き付けていきます。
最後に「枝折」と呼ばれる山笠台の天板をおいて、作業はすべて完了しました。
釘を一本も使わず、全て縄で固定された博多祇園山笠の山笠台が完成です。下から見上げると、芸術的な複雑に編み上げられた縄の様子がよく分かります。
櫛田神社の山笠飾りの飾り付けは6月下旬を予定しており、6月30日の御神入れを行った後、翌7月1日から一般公開されます。
小屋入りや地鎮祭の神事を終えた飾り山を奉納する場所では、山小屋建設が始まっています。
6月8日に地鎮祭を終えた十二番山笠 渡辺通一丁目は、山小屋が完成しました。
6月10日に地鎮祭を終えた九番山笠 新天町では、山小屋の建設が始まっています。
ドーム前では山笠の準備中😊#福岡よしもと #山笠 #paypayドーム pic.twitter.com/d4lTHSahsB
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福岡ドームも山小屋建設が完成したようです。
旧福岡県公会堂貴賓館「きりえ師 小西一珠喜が見た博多祇園山笠」作品展を開催。詳細こちら→ https://t.co/6UmH7WqIJk pic.twitter.com/6ROSpd0wUk
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【博多祇園山笠 “縁起物作り”櫛田神社で大詰め迎える 9種類約9000点を用意 福岡市】
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7月1日の博多祇園山笠の飾り山公開を前に、福岡市の櫛田神社では祭りの縁起物作りが大詰めを迎えています。
福岡市博多区にある櫛田神社…
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