11月3日(日)より、福岡市早良区百道浜の福岡市博物館にて、福岡市博物館リニューアルオープン記念特別企画・九州朝日放送創立60周年事業 『山笠の力 ハカタウツシ』展が開催されます。
この展覧会の大きな目玉の一つが、明治時代の巨大な舁き山。その高さは15~16メートルもある大きな”舁き山”です。
その昔の舁き山は高さが15、6メートルあったのですが、明治時代に電気の普及による電線の敷設のために、実際に動く「舁き山笠」と展示用の「飾り山笠」に分けられた歴史の背景があります(現在の舁き山は3メートル、飾り山笠でも10メートル前後です)
今年の2月にインターネット上で「ハウルじゃん!明治時代の山車がハイクオリティーすぎる」と、明治時代の舁き山の写真が話題となりましたが、同年の11月にその本物が復元される事となります。
18mくらい? RT @icchynisan: 明治時代の山笠って凄すぎる(;´Д` ) pic.twitter.com/2nWwYRto
— やっさん髭濃(捜査員名ふぐ政29192) (@hideyuki_yy) January 31, 2013
10月20日、福岡市博物館にて、明治時代の舁き山の棒締めが行われました。
山大工の方々が、手際よく棒を締めていきます。
10月28日からは、この巨大な舁き山の飾り付けがスタート。
この明治時代の舁き山の表の飾り付けは人形師の亀田均さんが、見送りは人形師の生野四郎さんが手掛けます。
現在の飾り山と違い、明治時代の舁き山の矢切り(山の骨組み)は真っ直ぐで少し細いため、人形師の方達は通常の飾り山の制作と微妙な感覚のずれを調節し確認し合いながら、山大工に指示を送って飾り付けを行います。
飾り付けも10月30日には終了し、『山笠の力 ハカタウツシ』展の開催日である11月3日の来館者をその雄大な姿が迎える事になります。
会場 | 福岡市博物館 特別展示室(福岡市早良区百道浜3丁目1-1) | ||
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会期 | 平成25年11月3日(日・祝)~12月23日(月・祝) | ||
開館時間 | 9時30分~17時30分(入館は17時まで) | ||
休館日 | 月曜日(ただし、11月4日・12月23日は開館)、及び11月5日(火) | ||
観覧料 | 一般1,200(1,000)円 高大生800(600)円 中学生以下無料 ※( )内は前売・20名以上の団体及び65歳以上(要公的証明)の割引料金。 ※本展覧会の観覧券で常設展示も観覧可能 ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳(以上の手帳を提示した人の介護者1人を含む)及び、特定疾患医療受給者証・先天性血液凝固因子障害等医療受給者証・小児慢性特定疾患医療受診券を提示の場合は無料。 ◆福岡タワーとのお得なセット券発売! 福岡タワー開業25周年(26年3月)+ 福岡市博物館リニューアル記念特別企画 通常2,000円(福岡タワー展望料金大人800円+福岡市博物館「山笠の力展」一般1,200円)が、セット券は、1,400円でお求めいただけます。600円お得です。 販売場所 福岡市博物館2階特別展チケット売り場(11月3日から) 福岡タワー1階チケット売り場 販売期間 12月23日(日・祝)まで ※有効期限 福岡市博物館「山笠の力展」 12月23日(月・祝)まで 福岡タワー展望券 12月31日(火)まで |
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主催 | 福岡市博物館、九州朝日放送㈱、西日本新聞社、「山笠の力」展実行委員会 | ||
特別協力 | 博多祇園山笠振興会、博多総鎮守櫛田神社 | ||
協力 | 独立行政法人日本芸術文化振興会 | ||
特別協賛 | ふくや | ||
協賛 | 公益財団法人福岡文化財団、第21回ふくおか県民文化祭2013 | ||
後援 | 福岡県、福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、公益財団法人福岡市文化芸術振興財団、福岡県神社庁 |