信濃国(今の長野県)の戦国大名、真田信繁(通称幸村)は豊臣家に生涯忠誠を誓った「義」の人であり、十文字槍を用い「日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」と評された、知勇兼備の将で国民的ヒーローです。 旗印である六文銭は冥銭を表し、亡くなった人を葬る時に棺に納める六文銭を意味し、三途の川の渡し賃の事です。これを旗印にする事は「不惜身命(自らの体や命も顧みない事)」を意味すると言われています。 コロナ禍のあと、世の中が動き始める時に、東流も一致団結し、無事に山笠を奉納して、博多の街が活気を取り戻す手助けをしたいと願っております。
[人形師:白水英章]
信濃国(今の長野県)の戦国大名、真田信繁(通称幸村)は、大坂冬の陣・夏の陣において、真田丸と呼ばれる出城を築き、少数ながらも豊臣軍の中心となって大活躍をいたしました。 この際、幸村は『猿飛佐助』『霧隠才蔵』などで有名な、忍者集団の「真田十勇士」を結成し、それぞれの得意分野を生かして協力して戦う事で、歴史に名を残す戦功を挙げました。 真田軍は鎧を赤備えに統一し、自由奔放で有りながらも真面目に仕事をこなす家訓である「天真爛漫」な家風を象徴する軍でした。幸村は、リーダーシップを発揮して、団結協力の精神を重んじました。これは『東』の統一法被にて奉納する、東流の理念とも共鳴しております。
[人形師:白水英章]
[人形師:白水英章]