流の紹介・山小屋マップ

NAGARE INFO & YAMAGOYA MAP

山笠ナビ流の紹介・山小屋マップ東流2012年 東流

2012年 東流

舁き山

標題

意凛々而傾剛直

(いはりんりんとしてごうちょくにかぶく)

戦国時代末期から江戸時代初期にかけて、異風(いふう)を好み、常識を逸脱(いつだつ)した派手な身なりで「傾(かぶ)く」社会風潮が流行していた。現代の「歌舞伎(かぶき)」は、この「傾奇者(かぶきもの)」が、その源流となっている。戦国の世を、当代きっての「傾奇者(かぶきもの)」として生きた漢(おとこ)が、戦国武将の「織田信長」や「前田利家」と並ぶ「前田慶次」である。
「慶次」は前田利家の甥として尾張の織田信長に使えたが、窮屈な武士の生活を嫌い、突如、主君の「利家」を水風呂に騙し入れ「前田家」を出奔(しゅっぽん)。その後、京都では「穀蔵院飄戸斎(こくぞういんひょっとさい)」と、ひょうきんな名前で自由気ままな生活をしていたが「直江兼続」との出会いから米沢藩の「上杉景勝」に仕える事となる。その兼続と「関ヶ原の戦い」の北方戦となった山形の最上義光(もがみよしあき)との「長谷堂城(はせどうじょう)」の合戦に参戦し上杉軍撤退の際の殿軍(しんがり)を勤めて大活躍をした。その時の慶次は「黒具足(くろぐそく)に猩々緋(しょうじょうひ)の陣羽織、金(きん)のひら高い数珠を首にかけ、数珠の房(ふさ)と金瓢箪(きんびょうたん)は背に垂らし、大武辺者(おおふへんもの)の旗指物(はたさしもの)をつけ、愛馬・松風の頭には金の甲(かぶと)をかぶせていた。」と、その傾(かぶ)きたる姿は武将達を驚嘆(きょうたん)させたと伝えられている。世間の常識や権力には断固屈しない男気の強い生き方をした戦国武将である。

[人形師:白水 英章]

山小屋の場所(2012年度)

飾り山

飾り山(表)

標題

清盛平定功

(きよもりへいていのいさおし)

保元の乱、平治の乱でめざましい戦功を上げ、平家の隆盛を築き上げた平清盛を登場させています。天皇家の覇権をめぐって後白河上皇と崇徳上皇の対立の戦乱に、一時代の大きな足跡を残した生き様を、飾り山の表に表現しました。今年の大河ドラマで放映されている話題のテーマです。場面は平治元年の六波羅合戦です。

[人形師:室井 聖太郎]

飾り山(見送り)

標題

牛若丸修験之場

(うしわかまるしゅげんのば)

源義朝の孤児として母、常盤と幼少時に別れ、鞍馬寺に預けられた牛若丸が荒法師の天狗等に武芸を仕込まれていく場面を飾り山笠の見送りに表現しました。平清盛が情けをかけ、残した源氏の血統により皮肉にも平氏の滅亡へと歴史が移っていく平氏から源氏への歴史の流れを飾り山笠の表、見送りの両面で表現しました。

[人形師:室井 聖太郎]

山小屋の場所

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