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博多中の山笠の飾り付けとお汐井取りが行われました

体育祭を明日に控え、博多中学校ではプログラム内で披露する「博中山笠」の飾り付けを行われました。

先週作り上げた山笠台を大人たちと生徒たちで職員室横に移動させ、生徒と大人全員で輪を作り飾り付け始まりの会を行います。
取締の男子生徒が「楽しい山笠にしたいと思います」と挨拶を行った後、”人形師”の女子生徒たちも挨拶。今年の飾りは絵から小物からすべて全て女子生徒が行い、飾り付けの指示も担当するとの事。大人たちから拍手が上がります。

午後1時過ぎ、いよいよ飾り付け開始です。次々と飾りを運び出し、一番山笠・二番山笠に分けて並べていきます。

校章が入った台幕、飾り用の骨組みも用意され、準備万端です。

「人形師」の女子生徒に、山大工がアドバイスを授けます。
「あなたたちは人形師さんなんで、自分たちの飾りのイメージを、遠慮なく大人たちに伝えてください。」
人形師としての大事な事を伝えられた”人形師”達はウンウンと頷きます。

「あと飾り付けの時は、向こうを『浜』、こっちを『岡』って指示してください。海側、陸側って事ね。山笠の時はそういう言い回しで方向を指示してますので、ぜひ使ってください。あと『箱崎』とか『天神』とか。」
この山笠独特の符丁には、これには新人人形師たちはさすがに戸惑い気味。初めて体験する山笠の伝統に触れ「こっちが岡?」「”浜”っていうんだ」と人形師内で確認し合っていました。

いよいよ飾り付け開始です。骨組みに人形代わりの大きな絵を取り付け「人形師さん! センターはここでいい?」と、女子生徒を「人形師」として敬意を以て扱い、大人の山笠と同じように飾り付けの雰囲気で確認する大人たち。
“人形師”もぎこちないながらも自分のイメージを大人たちに伝えて指示を出していきます。

人形師は合わせた人形の修正を、大人たちは山笠台に額を取り付けたり台幕を付けていくなどして、山笠を作り上げていきます。

そして、男子生徒達の有志は「お汐井取り」に向かう準備に入ります。
博多中の山笠は「全ての行事をちゃんとやる」ことで、博多の伝統文化をひとつひとつ学んでいっています。

お汐井取りに向かう生徒にお汐井升が手渡され、山大工より取ってくるお汐井(箱崎浜の真砂)の役割などの説明を受けます。

出発前、先生たちからバナナとウィダーインゼリーの差し入れが行われ、男子生徒から「うおー!」と歓声が上がります。

男子生徒はバナナで乾杯。頬張って気勢を上げ、お汐井取りに向けての気合を入れていきます。

お汐井取りへ向かう前に始まりの会を開き、いよいよお汐井取りスタート。

晴天の一日となり、照り付ける太陽も初夏の到来を予感させるような暑さ。
「このままじゃ暑かろう」と笑いながら、走ってくる男子生徒たちに大人たちが”勢い水”を振りかけます。

学校の前の信号が青になり、お汐井取りスタート!
「ィヤー!」と鬨の声を上げ、「オイサ!オイサ!」と声を上げながら博多の街に繰り出していきます。
一年ぶりに町の中に響く「オイサ」の声です。

石堂川(御笠川)を渡り、一路筥崎宮へ。筥崎宮より特別に許可をもらって箱崎浜に入った一同は、声を合わせて松の並木道を堂々と走って箱崎浜へ到着。

到着した一行は手一本を入れました。
照り付ける太陽の下、走ってきた若者たちは先ずは休憩。青空の下、海を見ながら休憩する姿を見て、先生が「青春やな」と笑います。

休憩が終ると、皆で少しずつ真砂をすくってお汐井升に入れます。皆でやってきたので皆で清めの砂を詰めます。
しかし、お汐井を詰めわってもこれでお汐井取りが終わるわけではありません。「行事をちゃんとする」博多中の山笠は、今度は櫛田神社への参拝のためにお汐井を手にして博多へ走って戻っていきました。

一方、学校で行われている飾り付け作業は、午後3時を過ぎるといよいよ佳境に。

スタート時とは異なり、人形師たちは自信をもって自分たちのイメージを大人たちに伝え、大人たちはそのイメージに沿うように飾り付けを行っていきます。
「こんな感じになる予定です」と完成図を見せて、飾りを配置してもらう人形師も。

絵に描かれた帯の模様をよく見ると担任教師の名前などがあしらわれているようで、生徒達ならではの隠しネタにもほほえましく感じます。

山笠に出ている大人からの飾り付けのアドバイスに耳を傾ける人形師。バランスや飾り付けの位置の大切さを学びます。

二番山笠もある程度飾り付けが出来上がり、飾りを山笠台の上へ。人形師らは表と見送りを行ったり来たりして位置の確認をしながら「もう少し手前に置いてもらえますか」と指示を出していました。

生徒自らが責務を果たしながら行った山笠の準備。全ての行事と準備が終わり、いよいよ明日19日は体育祭の本番です。このグラウンドに皆で作り上げた今年最初の山舁きが繰り広げられます。

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