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博多中学校で棒締めが行われました

博多どんたくも終わり、6月に入ると山笠の準備期間が始まります。博多の町はゆっくりと山笠モードに切り替わっていっています。

5月中旬は、毎年恒例の博多区対馬小路にある博多中学校の体育祭が行われる時期です。
来週19日はいよいよその体育祭の日。生徒は体育祭に向けて準備を行っており、本日5月11日(土)はグラウンドでダンスの練習や、除草・除石作業を行いました。

その博多中のプログラムには、生徒がグラウンドで山笠を舁く「博中山笠」というものがあり、本日グラウンド脇のスペースで山笠台に棒を取り付ける「棒締め」を行いました。

博多中の3年生は「博多の伝統文化を学ぶ」という趣旨で、山笠を通して博多の文化を学習・体験を行います。昨年は雨だったため渡り廊下で作業を行いましたが、今年は気持ちの良い晴天のもと、校区の大人の男性で構成された「はっぱの会」の指導に従い、生徒の手で2基の山笠台が棒締めされていきます。

山笠に参加している子、参加してない子も力を合わせて、「♪棒ー締めた、棒締めた」の掛け声を掛け乍ら、木槌をふるって縄から空気を抜いたり、おやし棒を倒してテコの原理で縄を締めていきます。
大人たちからは「向こうの山笠が掛け声を勘違いするぐらいの大きな声を出していこう!」「本気を出せ!」と叱咤激励が飛び、生徒は大人の鼓舞の中、棒締めを通し山笠と力を合わせることを学んでいきます。

この棒締め以外にも、「せっかくだから、頭からちゃんと行事をやろう」ということで、生徒は棒洗いやお汐井取りの行事もやっているとの事です。

渡り廊下では、別のグループが山舁きに使用する舁き縄を作ります。縄を綯(な)うことなどやったことがほとんどありませんので、山笠に出ている大人たちの指導を受けながら藁をよってひも状に編み込んでいきます。

被服室では、女子生徒が山笠飾りの絵を作成しており、来週末の体育祭に向けて急ピッチで準備が進められていきます。

終盤にはおやし棒の雁首が折れるなどのハプニングがありましたが、生徒たちは懸命に山笠台に舁き棒を取り付けていき、無事2基の山笠台が完成しました。

山大工や大人に御礼を述べると、山笠台に枝折(天板)が載せられ。鼻縄が取り付けられます。

棒組してみて、その光景を先生が一枚パチリ。

出来上がった山笠台は、大人たちの手でグラウンドへ運ばれます。

出来上がったばかりの舁き縄を手にした生徒たちは棒に付くと、”山笠の男達”が生きた山笠の舁き方をレクチャー。特に舁き縄を掛けることの大事さについて語る大人は真剣そのもの。生徒も説明に耳を傾け、縄をしっかりと握りしめます。

説明が終ると、出来上がった山笠台の具合を確認する「試し舁き」が始まります。大人たちが笑顔で見守る中、舁き縄をしっかり握った生徒は「ヤー!」の掛け声と共に一番山笠をグイッと持ち上げてグラウンドをゆっくりと半周。戻ってきた山笠台に拍手が巻き起こりました。

二番山笠の試し舁きでは、はやる男子生徒らは「オイサ!」の声高らかに全力疾走。大人たちの拍手と笑い声の中、グラウンドを半周し試し舁きを終えました。

忘れていけないのは、この時間は「総合学習」の時間という事。試し舁きが終ると終了の会が行われ、長い時間指導を行ってくれた大人たちへ感謝の意を表し、全員で手一本を行って「授業」は終了しました。

来週はいよいよ体育祭。博中山笠が勇壮な清道入りを見せてくれるのが、とても楽しみです。

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