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晴天を呼ぶ”オイサ”の響き! 博多祇園山笠のフィナーレ「追い山」が行われました

7月15日(金)早朝、博多の町は2016年度の博多祇園山笠のフィナーレとなる「追い山」を迎えました。
今年の追い山は晴天に恵まれ、また涼しげな風が吹く過ごしやすい見物日和の天気となり、平日ながらたくさんの見物客が勇壮な追い山神事を見るために博多へ詰めかけました。
まずはその追い山のスタートとなる7月15日(金)午前4時59分までの博多の町の様子を紹介しながら、追い山の詳細レポートをお送りします。

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7月14日午後9時、上川端商店街にある川端ぜんざい広場にて、一年間飾られていた昨年の八番山の飾りが解かれていきます。

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日付が7月15日になると同時に、6月24日から一般公開されていた飾り山が次々と解かれていきます(写真は川端中央街と博多リバレイン)。飾り山は櫛田神社を除いて、舁き山が走る時間までに解かれるのがならわしのため、山大工や人形師は忙しい時間となります。

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七流の舁き山が収まっている山小屋前では、手打ちの準備が進められていました。

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午前2時になると、全ての舁き山が冷泉公園横の山列にずらりと並びます。八番山の上川端通も商店街から出て据えられます。この光景も本日まで。男衆は静かに時がやってくるのを待ちます。
櫛田神社では桟敷席の入場が始まります。見物客が集まり始め、男衆の参拝も始まり、一気に賑やかになってきます。

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午前4時前になると、八番山も二引の旗を立て舁き出し体勢が完了。櫛田神社内外も参拝客、見物客、男衆で大混雑を極めてきます。境内では祇園大祭が行わており、場内アナウンスでその模様が中継されます。

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午前4時を超えると、桟敷席は見物客で埋め尽くされ、清道内には男衆が櫛田入りの道を作ります。
今年から場内アナウンスを担当するKBC九州朝日放送の長岡アナウンサーが、刻一刻と迫る櫛田入りの時間を知らせていきます。
1分前のアナウンスが行われると、場内は緊張感包まれて静かになっていきます。そして「5秒前!」のアナウンスから5つ数えた午前4時59分・・・

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今年の一番山笠を務める東流が、飾りを揺らしながら清道へ駆け入ってきました。清道旗を一周し、能舞台に向かって一番山だけの特権である祝いめでた(博多祝い唄)を、会場と一体となって斉唱します。斉唱するとすぐに舁き山は走り出し、清道を駆け抜けていきました。

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一番山の東流が櫛田入りを行った5分後、二番山の中洲流が櫛田入りを行い、その後5分おきに各流が清道に向かって疾走していきます。

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最後に登場するのは、「走る飾り山」こと上川端通。オイサの声と合わせて、孫悟空が口からスモークを吐きつつその巨体を揺らしながら清道へ。会場からは驚きの大歓声がわき起こりました。昨年櫛田の銀杏の木に当たって折れた二引の旗は、今年は稲舛山大工の手で改良を加えられて「バネ仕掛け」の二引に。今年は見事に折れず、しなって元通りに立ち上がり、関係者を安心させました。

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博多の町に飛び出した七流の舁き山は、横幅の狭い旧東町筋を駆け抜けていきます。東流が櫛田入りした時は空はまだまだ暗かったのですが、朝日が博多の町を走る舁き山と男衆を照らしていきます。

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東町筋を抜けたら、道幅が広い大博通りへ。蛇行しやすいコースのため、台上がりが必死に指示を出していきます。大博通りから再び細い道となる西町筋を進んでいきます。目指すは須崎にある廻り止めです。

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八番山笠上川端通は東長寺の清道を回った後、七流とは違うルートとなります。上川端通は大博通りを北上。人の力だけで進むその迫力に、たくさんの見物客から歓声と拍手が起こりました。

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奈良屋町を抜けて、舁き山は廻り止めへ。七番山の大黒流が廻り止めを通過し全ての舁き山が廻り止めに無事到着しました。大黒流は廻り止めを通過し、台上がりがポーンと鉄砲を天高く投げたところで、全コースタイムが発表され、本日2番目に早いタイムだったことから大歓声が湧きました。

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廻り止めに到着した各流は、それぞれの流の地域に再び走って戻っていきます。

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一番山笠を務め上げた東流は、呉服町交差点沿いにある山小屋に戻ってきた後、垣波総務のあいさつが行われ、山笠台に乗っていた山笠人形を外して山揺らしが行われました。

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そして、各町は7月1日に立てた笹竹を外してまわり、博多は威勢のいい声が響く熱い山笠の姿から、再び元の姿へと戻っていきました。

6月24日から始まった今年の博多祇園山笠も本日で終了。全ての流が無事安全に奉納することができました。「山笠が終わると夏が来る」という言葉のように、大雨の予報を吹き飛ばした今年の山笠。追い山が終わった今日も夏の日差しを思わせるような晴天となりました。

また今年も、櫛田入りの反省や、時間を縮める方法など、一年かけて話す博多の男達。
また来年、この熱い2週間のために一年間じっくり準備していく事になります。

最終タイム結果

櫛田入り

・東流  31秒54
・中洲流 35秒43
・西流  31秒05
・千代流 33秒40
・恵比須流 41秒83
・土居流 37秒74
・大黒流 34秒97
・上川端通 52秒55

全コース

・東流  29分17秒
・中洲流 33分58秒
・西流  30分44秒
・千代流 29分38秒
・恵比須流 33分31秒
・土居流 30分44秒
・大黒流 29分37秒

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