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櫛田神社と上川端商店街にて写真コンテストの入選作品の展示が始まりました

山笠が終わっても、まだまだ博多では山笠の話題が続きます。本日8月29日(火)より、櫛田神社の境内にて、「第64回 博多祇園山笠写真コンテスト」の入賞作品の展示が始まりました。
応募人数105名、応募総作品数415作品の中から選ばれた写真48点が境内に張り出されており、櫛田神社を訪れた人が力作に見入っていました。

作品の展示に先駆けて、櫛田神社では午後3時より「奉告会」と「授賞式」が行われ、受賞者と博多祇園山笠振興会役員、審査員らが参加しました。

奉告会にて、櫛田神社の神職が受賞者を祓い清めて祝詞をあげた後、受賞者の代表として推薦を受賞した杣田さんが玉串を納めました。

阿部宮司の挨拶では審査の様子が紹介され「山笠らしいという観点で審査した。コンテストが開催できたこと感謝申し上げます。」と受賞者と応募してくれた方々に感謝の意を表しました。
また、審査を行った西日本新聞写真デザイン部の方の講評では、推薦の作品は桟敷席のライトの光の入り方などを計算した作品であると評価のポイントが紹介されました。

表彰式では、受賞者の代表にトロフィーと賞状が渡され、拍手が送られました。

入賞作品は8月9日に審査会が行われ、15人の審査員が「山笠らしいという観点で審査」。415点から58点に絞ったうえで「プロの目から見て公平な審査」を行って選んだ作品48点が展示されています。

今年の推薦は福岡市の杣田さんによる「桟敷満杯の祝いめでた」が選ばれました。

特選一席・二席は、福岡市の木寺さんと神奈川県横浜市の森さんが入選。審査員の方によると、今年は県外からの入選が昨年の2名から、今年は大きく増えて6名となっており、県外にも山笠ファンが増えている事がわかります。

今年はオフショット的な作品や人に注目した作品、アングルにこだわった作品など、数多く入選しており、山舁きの様子だけでない多彩な山笠の風景を切り取った作品を見る事のできる作品展となっています。

櫛田神社での作品の展示は本日から9月1日(金)まで行われ、その後は
・9月3日(日)~9月7日(木)「博多町家」ふるさと館
・9月11日(月)~9月15日(金)福岡銀行博多支店
・9月19日(火)~9月26日(火)西日本シティ銀行博多支店
と、9月一杯博多の各所で作品を見る事ができます。

また、現在仙台市の仙台七夕まつりで飾られた七夕飾りが涼しげな雰囲気を演出している、上川端商店街でも上川端商店街主催の「博多山笠フォトコンテスト」の入選作品の展示も始まっています。

上川端商店街のフォトコンテストは土居流と上川端通限定のフォトコンテストで、入選した作品は川端ぜんざい広場の対岸にある熊本銀行のショーウインドウに展示されています。

今年の金賞は、一番山笠土居流が7月15日櫛田入りを桟敷席の”え席”あたりから撮影したと思われる橋本さんの「一番山笠 堂々櫛田入り」が選ばれました。

コンテストでは三賞以外にも特別賞が贈られ、合計24作品が入賞を果たしました。

惜しくも入選を逃した応募作品も展示してくれるのがこのコンテスト。川端ぜんざい広場、熊本銀行内、福岡中央銀行内に9月12日まで展示されています。

山笠が終わってはや1ヶ月半。それでもなお7月の熱い時を楽しむことができる博多の町です。