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追い山に向けて準備が進む中、今年最後の流舁きが行われました

いよいよ博多祇園山笠はフィナーレを迎えます。追い山笠の7月15日前日となりました。博多の町は朝早くから追い山に向けての準備が始まり、櫛田神社では中継用の櫓の設営が始まり、夕方から始まるKBCラジオの「博多祇園山笠 追い山笠前夜祭スペシャル おっしょい!夏祭りだ!!」の準備が行われ、早くも場所取りに訪れている人がいました。
清道では下東町の男たちが集まり、清道旗の先端についている笹を新しいものに代えるなど、神事も準備が進みます。

午後2時になると、本日より開幕する世界水泳のオープニングセレモニーとしてブルーインパルスが本番フライト。とても多くの人がカメラを片手に大博通りの大空を見上げ、写真を撮る姿が見られました。

千代流の山小屋にはたくさんの人が舁き山笠人形を見に訪れていました。昨日の集団山見せより”お色直し”を行い「完全体になりました」とのこと。表の天照大神には携えられ、見送りの素戔嗚尊には剣や勾玉が飾られました。ウサギは「総務が卯年生まれだからぜひ飾りたい」との事で手拭や団扇などにも描かれているそうです。
特に人気なのは表の天照大神の人形。追い山ならし、集団山見せで、テレビにその秀麗な姿が写ってからひっきりなしに見物客が訪れてるようで、特に女性の見物客が多いとのこと。「テレビで見て本物を見たかった」「感動した」との感想が多いそうで、今日も千代流の男たちが山笠と人形の案内を行っていました。

櫛田神社では、着々と設営が進められていきます。

夕方からは、今年最後の流舁きが行われました。午後5時からは明治通りに山小屋がある土居流、大黒流、西流が、追い山前の流舁きを開始しました。

流舁きは18時には終了。博多の町はしばらくの静けさを取り戻し、徐々に熱を帯びて行きます。
約10時間後、博多の町は最大の盛り上がりを迎えます。