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雨の博多に「オイサ」の声が響く! 全流お汐井取りが行われました

雨の日が続く博多の町。「そろそろ上がってくれよ・・・」と天気予報を逐一チェックしている人が多いのではないでしょうか。本日は7月9日(日)。夕方からは全町お汐井取りが行われ、山笠は最後の一週間に入ります。

お汐井取りの前に、本日午前10時より世界水泳選手権のために作られた特製舁き山笠の御神入れが行われました。天気は土砂降りでしたが、神事は屋根の下で行われる事になりました。

もともとこの舁き山笠は「Fukuoka Ichiba」という特設広場に1ヶ月間青空の下で展示される予定でしたが、ここ最近の悪天候を考慮し、昨日急遽そのプランが変更に。舁き山笠はA館とB館の間にある屋根のあるこの広場に展示される事になりました。
先日のインタビューで中村弘峰人形師はFukuoka Ichibaに飾られるパネルと舁き山笠のセルフコラボを楽しみにしてたので残念がっていましたが「雨風に晒されたり夏の強い日差しで日焼けで色落ちしないからきれいな山笠が見ることができるのはいいことです」と話していました。

標題は櫛田神社の阿部宮司が命名した「願四海波静(ねがわくばしかいなみしずかなれ)」。高さ3.5メートルもある巨大な聖一国師が立ち姿で祈祷水を撒いている舁き山笠です。

神事前には、この人形を手掛けた中村弘峰人形師と高島福岡市長が、歓談する光景も見られました。

神事には、博多祇園山笠振興会の役員と福岡市の関係者が出席。櫛田神社の阿部宮司のお祓いを受けます。

神事後のあいさつで、振興会の武田会長は、悪天候の中山笠の準備をしてくれた関係者と御神入れに参加した人たちに謝辞を述べ「立派な山笠ができました。これで世界水泳で世界の人も”山笠は素晴らしい”と思ってくれると思う。」とその出来栄えに喜びました。

櫛田神社の阿部宮司は、「願四海波静(ねがわくばしかいなみしずかなれ)」という標題に込めた願いを紹介。「世界水泳だから”水”に関係した言葉を選びたかった。またこの期間世界中の方々が訪れる。日本だけでなく世界は海で囲まれている。日本だけでなく世界も平和だったらいいなという願いを込めた」ち説明しました。

高島福岡市長は、この山笠を作るにあたり尽力した関係者に謝辞を述べ、「世界中からくる人々に素晴らしいメッセージだと思う。テーマである「Water meets future」はまさに水によって未来を切開いていく姿は、勢水を浴びて進む山笠と一致すると思った。我々も世界水泳を大成功に収めていきたいと思う」と7/14からの世界水泳開幕を目前に控えて、力強い抱負を語りました。

御神入れが終わった後も、雨が降ったり止んだりが続く博多の町。夕方が近付いてくるにつれ、町の中に水法被姿の男たちの姿が増え、お汐井取りの集合が近づいてきました。

各流では、役手拭の人に集合を告げる「もーろーろー」の行事が開始。若手らが駆けて、各家に伝達して回ります。

午後4時半頃から、各流にて集合の手打ちが始まります・・・が、まさかの豪雨。激しい雨が降る中、男たちは山小屋に走って集合し、挨拶の手打ち(手一本)を入れます。集まる者、待つ者、全員がずぶぬれになりながら、手打ちの習わしを行います。

しかし、豪雨も午後5時半が近づくと止み曇天に。祭りの始まりを告げるようかのようです。
そして午後5時半。お汐井取りのスタート地点となる石堂橋に、一番山笠土居流がオッショイの声高らかに参加者全員で走ってやってきました。

土居流が出発すると、次々と各流が到着。信号が青になるタイミングを見計らって、次々と石堂橋を出発し箱崎浜に向けて出発していきました。

今日は日曜日とだけあって、箱崎浜にはたくさんの山笠ファンやカメラマンが集結。男たちの到着を今か今かと待っています。

雨の影響もあって、海の水位は比較的高かったのですが、男たちの中には海にドボンと飛び降り手探りで水に沈んだ砂浜から真砂をすくって取るツワモノの姿も見られました。

箱崎浜に到着した男たちは筥崎宮を参拝し、少しばかりの休憩を入れた後、今度は櫛田神社を参拝するために、来た道を走って戻っていきます。

櫛田神社の中にも外にも山笠ファンが一目お汐井取りの行事を見ようと、人垣ができてしまうほど、多くの人が詰めかけました。

最初に櫛田神社に到着した一番山笠の土居流は、参拝後、土居通の冷泉公園の交差点にて全町が円を作って並び、金子総務から明日から始まる「動」の山笠に向けての挨拶が行われ、全町手一本を入れて無事奉納を祈願しました。

午後8時過ぎに、七番山笠恵比須流が到着。参加者は走って自分たちの町に戻ります。明日は10日、いよいよ山笠が動く「流舁き」が始まります。

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