本日13日、集団山見せが行われました。今日の福岡地方は、折からの停滞した梅雨前線の活動により朝から記録的な大雨に見舞われ、お昼前には100mm/hという雨量を観測。博多駅では排水能力を超えた水が排水溝からあふれ出し、各山小屋でも山小屋に水が入り込んでくるなど報告され、そのような情報が入るたび、集団山見せは大丈夫なんだろうかという関係者や見物客は不安を隠せませんでしたが、午後に入ると雨足も少し落ち着き、一同ほっと胸をなで下ろしました。
午後2時過ぎから、呉服町交差点に七流の山が次々と集結。一帯は山の関係者と見物客でごった返しました。
中でも一番山の千代流には、福岡市長の高島宗一郎氏、福岡県知事の小川洋氏が台上がりを行い、周囲の人々の注目を集めました。
午後3時半、冷泉公園から花火が打ち上がり集団山見せがスタート。七流の舁き山が5分おきに次々と福岡部へ向かって舁き出しました。
七流の舁き山はゴール地点の福岡市役所に到着すると、再び博多へ引き返していきました。
時折雨脚が強くなるなど最悪の天候コンディションの中行われた集団山見世でしたが、沿道にはたくさんの見物客が並び、勇壮な博多祇園山笠の姿に歓声を上げました。
明日14日の午後は、千代流と東流を除いた五流が流舁きを行い、15日早朝の追い山に向けて調整を行います。