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東雲の博多の空の下、「朝山」行事が行われました

流舁きが終わって約10時間後、本日11日早朝より各流は山笠行事「朝山」を行いました。
朝山とは11日早朝に行う「流舁き」で別名「祝儀山」とも呼ばれます。
流によっては山の功労者を山笠に招くなど、昨日の「流舁き」とは趣の違った流舁きです。

この日の台上がりは水法被の代わりに白麻半纏を着るのが習わしとなっており、大黒流はその習わしを大切にして白麻半纏を羽織った方が台上がりし、朝5時に打ち鳴らされた太鼓の音を合図に、川端町へと駆け抜けていきました。

 

また、この日は山笠期間で唯一子供が台上がり出来る特別な日です。
山笠の楽しさを覚えてもらいたいという計らいの行事で、山笠に出ている子供は毎年この日を楽しみにしています。
東流では、各町の角で子供を次々と舁き山に台上がりさせていきますが、実際に台上がりすると山のあまりの迫力に泣き出す子供もおり、場は笑い声と和やかな空気に包まれました。

 


本日は山笠期間唯一の一日二回舁き出しがある日で、夕方は「他流舁き」が行われます。他流舁きを行う流は千代流、大黒流、東流、中洲流となっています。