博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

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山笠事故 再発防止の安全対策案(やまかさじこさいはつぼうしのあんぜんたいさくあん)

2023年(令和5年)、千代流の舁き手として参加していた57歳の男性が、東長寺の清道を回る直前の大博通りの路上で、舁き山笠の下敷きになる事故が発生。何らかの原因で転倒し山笠台に巻き込まれたとみられる。男性は福岡市内の病院に搬送されたが、病院で容体が急変し亡くなった。死因は胸を強く打った事などによる出血性ショック。山笠での死亡事故は戦後初。

博多祇園振興会は7月15日午前、緊急の常任委員会を開催して各流に対し安全な奉納を徹底するよう周知。また、この事故を受けて再発防止の安全対策を取りまとめ、11月25日の決算総会で「博多祇園山笠事故 再発防止の安全対策案」として以下の内容の承認を受けた。