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博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

棒に付く(ぼうにつく)

山笠を動かすために、舁き手が舁き棒に肩を当てて山舁きを行う事。または山舁きに入る準備状態に入る事。

舁き山笠を動かす際に行う棒組の時、「棒に付け」と指示がある時は「スタンバイしろ」という意味であり、舁き山笠が走っている時に台上がりから「三番、棒に付け!」「付け!付け!」と指示が飛ぶ時は、こ指示された舁き棒の場所に舁き手が入っていない事の指示であるため、周囲を共に走っている舁き手は指示されたポジションにすぐに入る必要がある。

なお、流舁きの際、何回棒に付いたかという事は「山舁きに貢献した」と扱われる。棒に付いた回数、水法被の肩の汚れ、棒に付いた際に擦れて血がにじんだ肩の傷などは、若手にとっては何よりの自慢であり誇りとなる・・・らしい。

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