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東長寺(福岡大仏、「地獄・極楽めぐり」)

東長寺(福岡大仏、「地獄・極楽めぐり」)

東長寺は、九州における真言宗九州教団の拠点寺院で、山号は南岳山です。

806年に弘法大師空海によって開かれた真言宗九州教団の本山で、弘法大師創建としては日本最古の霊場です。当初は海辺の地(現在の古門戸町付近)にありました。空海が唐での修行を終え、博多港に帰国した際、持ち帰った仏像・教本などを収める為に、1軒の船宿を買い取り、その場所を寺にしたのが起源とされていますが、永禄・天正の兵火に焼け荒廃していたところを福岡藩二代藩主・黒田忠之によって現在地へと移りました。

博多祗園山笠では、神仏混淆時代に櫛田神社の神官を務めた事で山笠の歴史が継続したという背景がある事から、現在でも感謝の意を込めて東長寺の前に「清道」を設置して山笠の奉納が続いています。

除夜の鐘や節分祭などの年中行事だけでなく、和太鼓やファッションショーなどの様々なイベントを執り行うのも特徴で、一般参拝客に門戸を解放しているお寺でもあります。

日本一大きな木造の座像「福岡大仏」と「五重塔」

ここに安置されている木造の座像では日本一大きな「福岡大仏」は、高さ10.8メートル、重さ30トンの檜造の釈迦如来坐像。人間の煩悩の数(百八個)にちなんで、像高10.8メートルとなっています。

また、2011年には総檜造の全長26mの五重塔も建設されており、九州では熊本玉名市「蓮華院誕生寺本院五重塔」に次いで2塔目となります。

都会の博多に突如現れる真の闇空間「地獄・極楽めぐり」

その大仏の台座の下に「地獄・極楽巡り」の入り口があります。
お釈迦様の手の上ではなく尻の下に「地獄・極楽」はあったのか!と変な感心をしながら、いざ地獄・極楽めぐりの旅へ。

まず地獄極楽の巡礼者を迎えるのが、地獄絵巻のレリーフです。子供が見たらおびえること間違いありません。確実に悪いことはしなくなるぐらいの精巧なレリーフです。しかし、その後に大人も怖くなるゾーンが待ってます。

地獄絵巻の先に進むと、いよいよ真っ暗闇ゾーンへ。この真っ暗闇具合は、驚くというよりもちょっとした恐怖を感じます。一歩先どころか自分の手さえも見えません。博多という賑やかな都市の中で、文字通り「真っ暗闇」「漆黒」というのを体験できるのはかなり貴重です。

唯一の頼みの綱は、右手側に設置された手すりのみ。その手すりを頼りにそろりそろりと前に進んで行ってください。
途中、この暗闇の中のどこかに「仏の輪」という輪っかがあり、真っ暗闇の中でその輪っかを探し出して触ると極楽に行ける(?) との事です。

見事に仏の輪に触れる事が出来た人も、結局どこにあったか分からなかった人も、暗闇の中を歩き続けると道の先に光が! 出口の明かりを見たてホッとする瞬間を味わえます。

出口を抜けると、極楽の絵にたどり着き、東長寺の「地獄・極楽巡り」は終了です。
大仏様の下で、仏が示した道(=手すり)を行けば、今は暗闇でも必ず極楽に行ける・・・というような仏の道の教えを感じる、大変興味深い穴場スポットです。

施設情報・アクセスマップ

住所 福岡市博多区御供所町2−4
アクセス
    • 地下鉄「祇園駅(1番出口)」より徒歩1分
    • 地下鉄「呉服町駅(5番出口)」より徒歩12分
拝観時間 9時00分~16時45分
料金 無料
サイト https://www.gokusho.info/map/tourism/totyoji.html