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龍宮寺

龍宮寺

龍宮寺は浄土宗の寺院で、開創の時期は明確ではありませんが、当初は現在よりも海辺に近い場所にあり、「浮御堂」と称されていました。開山は谷阿上人と伝えられています。寺の本尊である聖観音像は、慈覚大師の作とされ、「博多七観音」の一つとして信仰を集めてきました。

太閤秀吉の博多の町割りの頃から、広く庶民の信仰を集める寺院となりました。慶長5年(1600年)には本誉上人によって現在の地に移され、その後も幾度かの火災や復興を経て、現在の本堂と庫裏は昭和59年(1984年)に再建されています。

境内には「三宝大荒神のお堂」があり、ここには信州善光寺の一光三尊如来も奉安されています。

龍宮寺には、人魚にまつわる伝説が伝えられています。
貞応元年(1222年)、博多湾で漁師の網に人魚がかかったとされ、その報告を受けた朝廷より勅使として派遣された冷泉中納言が陰陽師の安部大富に占わせたところ、「国家長久の瑞兆」と判じられたそうです。

この占いを受け、人々は人魚を手厚く埋葬してその地に「人魚塚」を建立し、「人魚は龍宮の使い」であるとして、寺の名前を「龍宮寺」と改め、勅使の冷泉中納言の名ににちなんで「冷泉山」の山号を名乗るようになりました。

龍宮寺には「人魚の骨」と言い伝えられている骨と、江戸時代に描かれた人魚の掛け軸が寺宝として秘蔵されています。江戸時代にはこの人魚の骨を霊験あらたかなものとして扱い、縁日には水を張ったタライに入れて、不老長寿や無病息災の祈願のために参拝者にふるまっていたといいます。

アクセスマップ

住所 福岡市博多区冷泉町4-21
アクセス
    • 西鉄バス「祗園町」バス停より徒歩約1分
    • 地下鉄「祗園駅」2番出口より徒歩約4分
サイト https://www.gokusho.info/map/tourism/ryuguji.html