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山笠ナビ山笠ナビ通信山笠ニュース2013年の博多祇園山笠が開幕しました!(山笠開幕取材レポート)

2013年の博多祇園山笠が開幕しました!(山笠開幕取材レポート)

7月1日、2013年の博多祇園山笠が開幕しました。
この日から市内の飾り山が一般公開となり、夕方には当番町のお汐井取りが行われます。
曇ったり雨が降ったり日が照りつけたりと天候がころころ変わる大変な1日でしたが、熱い15日間が始まりました。

山笠ナビこの公開された全飾り山、及び公開された舁き山を撮影するため、朝早くから福岡市内を駆け回っておりました。山笠が始まった博多の様子を写真でご紹介します。

▼午前5時半

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追い山ならしの決勝点(ゴール地点)である、奈良屋町の奈良屋ビルの前では注連下ろしされており、決勝点の横断幕を掛ける準備が行われていました。

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恵比須流の蓮池の交差点でも注連下ろしが行われています。

▼午前6時半

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恵比須流の各町の男衆が、櫛田神社へ歩いて参拝に向かいます。

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大黒流が締め下ろしを終え、各男衆が自分が属する町に笹竹を運んでいました。

▼午前7時前

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中洲流が御神入れの準備をしていました。
飾り山の前に舁き山を据え行います。

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櫛田神社に松屋菓子舗さんの祇園饅頭が櫛田神社の飾り山の横にて販売開始。
来る人来る人が「安心した」「また食べれて嬉しい」と声を掛けて購入して帰るのが印象的でした。

▼午前7時

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東流の注連下ろしが始まりました。舁き山の御神入れは7月3日です。

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上呉服町でも店舗の軒先に幕が付けられ、道では注連下ろしが行われていました。
仕事に向かう人達が、笹竹を掛ける様子を撮影する光景がたくさん見る事が出来ました。

▼午前9時

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キャナルシティ福岡の飾り山御神入れが行われました。

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同時刻に上川端通の御神入れも行われていました。
この時間から博多の町に雨が強く降りはじめました。

▼午前10時

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博多リバレインの飾り山の御神入れが行われました。
突然の雨のため、幕を屋根代わりにしての御神入れとなりました。
今年のリバレインの見送りは、長谷川法世さんの代表作「博多っ子純情」ということもあって、原作者の長谷川法世さんと、同タイトルの曲を作曲したチューリップの姫野達也さんも御神入れに参加しました。

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▼午前11時

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博多駅商店街連合会の御神入れが行われました。
今年の博多駅の飾り山は十二番山(女山)ということで、表にハンサムウーマンである「八重の桜」、見送りにお茶目な「サザエさん」と、表・見送りともに女性が飾りの主役を務めており、見物客の目を楽しませていました。

▼午後12時

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天神一丁目の御神入れが行われました。
表が人形師・中村信喬さんの「起死回生尊氏陣」、見送りが人形師・白水英章さんの「正成千剣破城誉」です。

▼午後2時

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福岡ドーム(ヤフオクドーム)の飾り山には、ソフトバンクスホークスの内川選手が初登場。
1日から鷹の祭典がスタート。観戦に来場した多くの方が見られたのではないでしょうか。
(尚、この日の内川選手は5打数4安打の猛打賞でした)

▼午後5時半

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石堂橋より当番町お汐井取りが始まりました。1日のお汐井取りは、その名の通り各町の当番町が代表してお汐井を頂きに行く行事です。
5時半と同時に今年の一番山の恵比須流が、「おっしょい!」の掛け声と共に、踏みしめるように箱崎浜に向かって走り出しました。この後、土居流、大黒流・・・と続いて、箱崎浜へ向かって出発していきます。

▼午後7時

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5時半からお汐井取りのため石堂橋を出発した各流の男衆は、箱崎浜から櫛田神社へ参拝にやってきます。

▼午後8時半

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山笠ナビは夕方までに撮影できなかった千代流の舁き山を撮影。これにて7月1日に一般公開された山の撮影を全て終了しました。

本格的に山の行事が始まるのは9日(火)の全流お汐井取りからとなります。
それまでにぜひ市内にて公開されている飾り山をぜひ巡ってみてください。