山笠ニュース & レポート
七月一日、山笠開幕！～当番町お汐井取り編～
2023年07月01日
怒涛の7月1日の午前5時から午後4時が終わると、今年最初の山笠行事である当番町お汐井取りが行われます。
本日のお汐井取り行事は、山笠の安全を祈願してまずは本日は当番町が筥崎宮にある箱崎浜に参拝する行事です。
午後5時前になると、各流の当番町は集合がかかり、参加者は水法被姿、または水法被に長法被を掛けた姿で集合します。
東流や千代流では、参加者が役員らに挨拶を行う「手打ち」が行われ、博多のあちらこちらから「オッショイ」「オイサ」の声が響きます。
17:30～ 石堂橋
お汐井取りのスタート地点である石堂橋には、一番山笠土居流から順に到着し、警察の合図をもって箱崎浜に走り出します。
箱崎浜（東区）
お汐井取りはカメラを趣味にしている人にとっては絶好の被写体。今年も砂浜には熱烈な山笠撮影ファンが集まり、いまかいまかと到着を待ちわびています。
大雨が降った悪天候のため、今日の砂浜は完全に水没。腰まで漬かるであろう水位まで増水していました。海面には木々などのゴミが漂っており、砂浜から砂を取ることは出来なさそうです。
櫛田神社
箱崎浜まで走った参加者は、再び走って戻り櫛田神社に参拝します。午後7時過ぎより一番山笠の土居流が、灯りがともる提灯を高々と上げ「オッショイ」の声を響かせて櫛田神社に戻ってきました。
午後8時、最後の七番恵比須流が櫛田神社を参拝し、お汐井取りは無事終了。
再び走って当番町は自分たちの街に走って帰りました。
山笠の長い一日がこれにて終了。ここから長くて短い熱い2週間が始まります。
