山笠ニュース & レポート YAMAKASA NEWS & REPORT

山笠ナビ山笠ナビ通信山笠ニュース快晴の下、各流で小屋入りや地鎮祭の神事が行われました

快晴の下、各流で小屋入りや地鎮祭の神事が行われました

6月も2回目の週末を迎え、山笠の準備が各所で行われ、町の空気も祭りの雰囲気が漂い始めました。

櫛田神社では、6月8日(木)に協賛雪洞を掛ける板や柱が取り付けられ、10日(土)より桟敷席の建設がスタート。建設中だった櫛田会館もほぼ出来上がり、今年の山笠の準備が始まりました。

6月5日(月)に地鎮祭を終えた十六番山笠 新天町は、6月8日(木)より山小屋の建設を開始しました。

そして、汗ばむような日差しがさす快晴の天気となった本日6月11日(日)、各流が小屋入りや地鎮祭を執り行い、山小屋を建てる準備に入りました。

午前9時より、恵比須流は山小屋が建つ場所にて、小屋入りの神事を執り行いました。

祭壇の横には、山小屋に使用する建材が並べられ、今年の山小屋から使用される鬼瓦部分の「棟飾り」の新しい飾りも共にお祓いを受けます。また、6月4日(日)に洗い清められた舁き棒も並べられ、神事を前に当番町が鼻環を磨き上げていました。

午前9時より神事は開始。櫛田神社の神職が参加者を祓い清め、祝詞奏上を行います。

そして、山小屋の建材や道具、山笠の命である舁き棒が祓い清めらました。

最後に玉串奉奠を行い、総務を始めとした役員や参加者、山小屋建設の棟梁らが無事奉納を祈願しました。

午前10時からは千代流も小屋入りの神事を執り行いました。

山小屋建設の場所には、今年の舁き山笠の下絵を貼ったボードが展示するなど独自性のある神事となり、櫛田神社の神職は山小屋建設場所の四隅と、山小屋の建材を大幣を振って祓い清めました。

最後に玉串を捧げ、山小屋の無事建設と無事奉納を祈願しました。

中洲流も午前10時より、飾り山笠の山小屋建設場所であるホテルリソルトリニティ博多前にて、山小屋を建てる場所を祓い清める地鎮祭の神事を執り行いました。

祝詞が上げられた後、神職が山小屋が建つ場所の四隅に向かって大幣と切幣を振り、山小屋が建つ場所を祓い清めてまわります。

最後に玉串を捧げ、参加者全員で山小屋の無事建設と無事奉納を祈願しました。

来週よりいよいよ様々な行事が本格的に始まります。7月1日の山笠開幕に向かって各流の準備のスピードが上がっていきます。