7月1日をあと5日後に控え、博多の町では飾り山の飾り付けラッシュが始まっています。
今年で777年、博多祇園山笠。今日は博多座のお隣にある飾り山、十二番山笠博多リバレインの飾り付けです。飾り山の上段で作業してたので久しぶりに上から見下ろす風景を撮影♪見物客は絢爛豪華な人形を見上げますが、逆に人形は見物に来られた方をこんな目線で眺めているのです(*´꒳`*)7/1から公開! pic.twitter.com/Q4mz3QzNBW
— ふじわらたけひろ (@takehiro0331) 2018年6月27日
昨日6月27日(水)は、千代流と博多リバレインの飾りつけが行われました。
そして本日6月28日(木)からは九州の玄関口、博多駅の駅前広場に立つ博多駅商店連合会の飾り山の飾り付けがスタート。本日は見送り側の飾り付けが行われました。
今年はこの博多駅の見送りが、人気テレビ番組「ゴリパラ見聞録」がテーマに採用されていることで話題になっており、山小屋の側には出演者のゴリけんさん、お笑いコンビパラシュート部隊の斉藤優さんと矢野ペペさんの人形が、並んで出番を待っています。その出来栄えはこの場所に番組の収録ロケに来たのかなと思ったぐらいです。
午前8時、飾り付けが始まりました。博多祇園山笠の飾り山の中でもひと際大きい博多駅の飾り山ですので、全員見上げての作業となります。
作業がしやすいように、山小屋の横幕も上げられました。
いよいよ人形が矢切に上げられていきます。まずはゴリけんさんの人形が山に据えられ、斎藤さん・矢野さんも次々と上げられて飾り山に固定されました。
山小屋の下では、他につける飾りの準備がどんどん進んでいます。
見送りの飾り付けは本日で終了。明日29日(金)は表側の飾り付けが行われる予定です。
もうすぐ、7月!
— Ryo (@Ryo_speedmaster) 2018年6月27日
山笠の季節 夏近し! pic.twitter.com/1Wsc3o80vf
ソラリアでも飾り付けがスタートしています。
呉服町の交差点に立つ東流の飾り山も本日より飾り付けが始まりました。
山小屋の前には飾りつけに使う人形がずらりと並べられており、人形師は矢切に上げられた人形らを「も少し箱崎に傾けて」などという山笠独特の指示を見上げながら細かく指示を出していきます。
大通りに面する飾り山のため、毎年注目される東流の飾り山。この飾り付けの模様の取材に来たテレビクルーが、飾りを手掛けた白水人形師に取材する光景も見られました。
午後に入ると、細かい飾りの飾り付けに入ります。
見送りに取り付けられる舟の飾り。裏から見ると、東流の男衆が指示に合わせて飾りを据え付けていることがよくわかります。
東流の飾り付けは明日29日まで行われる予定です。