朝山が終わって約9時間後、中洲流、千代流、大黒流、東流が他流舁(たながれがき)を行いました。他流舁とは、自分達の流の地域を出て、他の流の地域を舁き周る「陣中見舞い」的な山舁きです。
他の地域を舁き周る事ができるという事で、土居流の地域にある櫛田神社まで舁き入れて櫛田入りの練習を行う流もあります。
どんよりしていた朝の天気が、午後になると雨が強く降り出しました。その雨の中でも櫛田入りが見る事が出来るとあって、見物客が傘を差して桟敷席に座っています。
午後3時に舁き出した中洲流が、強い雨の中櫛田入りの練習を行いました。
櫛田入りの練習を2回行った後、そのまま国体道路に飛び出して、大博通りを横切り東流の地域を舁き周りました。
大黒流は午後5時に舁き出し、櫛田神社へ。
櫛田入りを行った後、そのまま御供所の町のへ舁き入れていきました。
東流は櫛田神社で櫛田入りの練習を行った後、一路JR博多駅へ。
他流舁恒例のJR博多への表敬山見せを行いました。
雨の中、たくさんの見物客が詰めかけ、東流の祝いめでたと手一本に大きな拍手を送りました。
その後、再び自分達の地域に戻り、追善山を行って他流舁を終えました。
これで男衆たちの長い一日は終わり、明日12日はいよいよ追い山ならしの日です。
山笠ナビは追い山恒例の定点カメラによるインターネット中継を追い山ならしでも行う予定です。詳しくは明日の午後以降の山笠ナビtwitterやfacebook、トップページをご覧ください。