夏の到来を思わせるような蒸し暑い快晴の1日となった博多。
本日6月12日、大黒流が小屋入りの神事を執り行いました。
一番山を務める今年の当番町は川端町。山小屋は博多リバレインとホテルオークラ福岡の間に鎮座する鏡神社の横に建ちます。小屋入りはこの小屋の前で行われます。和やかながら落ち着いた雰囲気が漂っていました。
小屋が建つ場所には印が付けられおり、その小屋の前には山笠行事に使用する数々の道具がきれいに並べられていました。もちろん、先日洗い清めた舁棒もきれいに並べられています。
関係者が座る座席の周りには大黒流の幕が張られています。幕に描かれた大黒様達の生き生きとした表情に、とても興味を惹かれました。
午前11時、小屋入りの神事が始まりました。
神棚に向かって礼を行い、櫛田神社の方角にも礼を行います。
修祓で祓い清めます。
次に祝詞奏上が行われます。
祝詞奏上の後、神職が山笠の道具、舁棒と祓い清めていきます。
山小屋の建つ場所の四隅も祓い清め、無事建設・無事奉納を祈願します。
最後に玉串奉奠を行いました。樋口総務が玉串奉奠を行い、各参加者が続きます。
再び、櫛田神社に向かって礼を行い、小屋入りの神事は無事終了しました。
御神酒の振る舞いを受け、関係者は晴れ晴れとした顔。
今年使用する道具を確認するように触ったり、眺めたりしていました。
現在、昨年の大黒流の飾りが、山小屋が建つ場所に隣接するホテルオークラのロビーに展示されていますので、お近くを通った際はぜひ立ち寄ってみてください。