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静岡県の「静岡まつり」で博多祗園山笠が大喝采を浴びました

4月5日(日)、静岡県静岡市で行われた静岡まつりに博多祗園山笠が参加。小雨が降り続く1日でしたが、博多祗園山笠は無事舁き回りを終え、静岡の方々から大喝采を頂きました。

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山笠を追っかける山笠ナビは、5日の早朝の様子から山笠が走り終わるまでを見てきましたので、4月5日の山笠 in 静岡まつりのレポートをお送りいたします。

●午前中

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4月5日(日)、静岡まつり3日目。今年の静岡まつりは3日とも雨となりました。前日まで「雨天の場合はイベント中止」という情報がアナウンスされていたのですが、5日朝になり「雨天の場合でも山笠は開催」とアナウンスされ、山笠関係者一同ホッと胸をなで下ろしました。

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山笠も登場する「日本のまつり」イベントに参加する各地のまつりの山車は、静岡市役所裏にある葵スクエア前のテントに格納されており、この日の山小屋はこことなります。なお、この通りは呉服町(ごふくちょう)通り。博多とちょっとした因縁を感じます。

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8時半、山小屋に山笠建設のため振興会の方々や大黒流の方々が集合しました。

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8時38分、山笠を積んだトラックが到着。大事な大事な山笠ですので、特別指定で運ばれてきました。

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コンテナの扉が開けられ、作業開始です。全員で慎重に荷下ろしを行います。

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太古などの道具や、飾りなどがが下ろされ、木枠で固定された人形も慎重に下ろされます。

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後程お披露目するという事で、人形の顔に覆いを被せる宗田人形師。

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既に棒締めを行った状態で運ばれた山笠台。当初はフォークリフトで下ろす予定でしたが、大事を期して人の手で下ろすことに。声を掛け合いながら、ゆっくりと山笠台が下ろされます。

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全て下ろし終わると、飾り付け開始。枝折(台座)に据えられて運ばれた人形に、天神・後背・波などの飾りが飾り付けられていきます。

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飾り付けが終わった人形を、山笠台の上へ。

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まだまだ作業は続きます。標題板の取り付け、お汐井枡、台幕などなど。招き板、勢水も準備されています。人形師は遠目で山を見て、標題板が曲がってないか、二引きの旗が曲がってないかをチェックし、微妙な角度の指示を出して修正します。夏の山笠の風景が、今ここ静岡で行われています。

ここで人形のお披露目。宗田人形師が顔の覆いを外すと、感嘆の声が上がります。

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徳川家康公を人形にした標題「天下泰平礎」(てんかたいへいのいしずえ)。人形師は宗田智幸人形師。博多の舁山ではまず見ることのない徳川家康公の人形に、参加者からも「よか山やね」の声が上がります。

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時間は10時半頃。この辺りから、たくさんの見物客が山小屋(テント)を見物にしにきて、記念写真を撮影する人が多くなってきました。その中でも、やはり博多祗園山笠の舁山を撮影する人はとても多く、混雑を整理する警備員の方も大変そうです。

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「日本のまつり」イベントに参加する阿波踊りのご一行が交差点で踊り出し、静岡まつりを盛り上げます。

●午後

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午後に入り、御神入れの準備が進められます。イベントとはいえ、舁山に神様を入れ舁くのが博多祗園山笠。

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御神入れが近付くにつれて、長法被の男衆も山小屋前に集まってきます。長谷川法世さんや承天寺の住職などの姿も見え、さながら『博多祗園山笠オールスターズ』というような状況に。
しかし、天候は雨は霧雨と小雨が断続的に降っており、お昼頃の気温は11度。見物客から「寒くないですか?」と聞かれ「寒いですねぇ」と苦笑いしながら答える光景をちらほらみます。

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現場に、博多祗園山笠の祖とされる聖一国師の生家から汲んできた勢水が到着します。聖一国師の生家は静岡市葵区栃沢であり、この縁で今年山笠が静岡で走ることとなりました。

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振興会の瀧田顧問も、現地のメディアからインタビューを受けていました。

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15時、御神入れ。見物客が見守る中、櫛田神社の神職により、舁山に神様が入れられます。

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16時前の気温は14度。小雨も止む気配がありません。しかし、次第にイベントが始まる時間が近づきます。

●舁き出し

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16時5分、集合がかかり男衆の顔つきがきゅっと変わりました。長法被を脱ぎ、頭に手拭いを巻き、山小屋付近が慌ただしくなります。

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すでにこの呉服町通りにはたくさんの見物客が陣取っており、舁山が山小屋から据えられると大歓声が。

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スタート地点は駅前の御幸通り入り口。そこまでの約500メートルをまずは走ります。

16時20分、山留めまで舁山がスタートしました。男衆の迫力と、人が担いでるとは思えないそのスピードに「すごい!速い!」という大歓声が上がります。

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静岡駅前の御幸通りの入り口に据えられた舁山はスタートを閑かに待ちます。雨が霧雨状態で降っている中、後方からスポットライトが当てられた中に舁山が据えられているという幻想的な風景に、見物客は魅了されます。

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初めて静岡の人が聞く「1分前!」の声。そして「5秒前」の声の後、17時5分、太鼓の音が鳴り響き、男衆の鬨の声と共に舁山が静岡の町へ舁き出しました。※山笠ナビはUstreamでインターネット生中継を行いました。動画はその模様です。

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舁山は約500メートルを走った後、市役所前の観覧席に向かって山見せを行い、博多祗園山笠振興会の豊田侃也会長が口上を読み上げました。

その後、祝いめでたと手一本が披露され、引き回された後、江川交差点へ。

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江川交差点では、招き板を清道旗と見立ててぐるりと180度引き回し、観客の大喝采の中、再び市役所前を通過して山小屋のある葵スクエア前に向かいました。

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そして無事、山小屋へ到着。

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山小屋で手一本が入れられ、拍手の中、無事博多祗園山笠の静岡まつりでの舁き周りは終了しました。

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舁山から下ろされた人形は台から外され、静岡市に寄贈されるとのこと。スタート地点に設置された太鼓も取り外され、博多祗園山笠の静岡遠征はこれにて無事終了しました。

静岡まつりのこの日の来場者は30万人。小雨が降り続く中、沢山の人に博多祗園山笠を見て貰えたのではないかと思います。また、静岡の人たちに一番インパクトを残したのは山笠だった、と思うのは山笠ナビだけではないはずです。

舁手の人に感想を聞いたら「楽しかった」「でも、1キロちょっとだったから物足りない!」と笑顔で話してくれました。各流での挨拶でも「夏、また宜しくお願いします」という挨拶も掛けられており、参加者の心はすでに来る数ヶ月先の”本番”に向けて馳せていました。

山笠ナビ

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