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恵比須流・土居流・西流が棒締め、飾り付けを行いました

大雨の勢いが激しかった7月6日(土)、行事の本格開始直前の週末だけあって山笠行事やイベントが福岡市内でたくさん行われ、恵比須流、土居流、西流では、棒締めを行い、人形の飾り付けを行いました。

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朝から強い雨が降りしきる中、恵比須流は山大工・石村工務店前の駐車場で棒締めを行いました。雨が屋根や地面を激しく叩く音の中、「棒締めた-!」の掛け声と共に、男衆が棒を締め上げていきます。

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舁き棒と山台を締め上げた後、天板部分である枝折りを乗せ、縄で縛り上げて完成。

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この時間帯は少し雨脚が弱まったとはいえ、まだ雨が降り続いていますが、男達は雨の中をそのままの姿で山笠台を担いで山小屋まで運びます。

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11時30分、試し舁きがスタート。
手打ちの後、とても早いスピードで官内通りを駆けて行きました。

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同時刻には、土居流と西流も棒締めを行っていました。

今年の西流の山小屋は櫛田神社を望む参道に建てられました。場所が「博多町家」ふるさと館の斜め前とあって多くの見物客が、棒締めや試し舁きを見物しました。
試し舁きは、一旦櫛田神社方向に出された後、その後、山小屋の中を通って大鳥居まで駆け抜けて戻ってくるという珍しいもので、試し舁きを見た沿道の人達はもうすぐ山笠が本格的に始まる事を実感していました。

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午後に入ると、各流とも試し舁きを行った山笠台に早速飾り付けを行います。

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あれだけ激しかった雨も、午後からは小降りになり、作業する人達は一安心。
人形師の指示のもと、次々と舁き山に飾りが据えられていきました。

飾り付けはこの日の内に終了し、翌日朝9時から御神入れを行います。
これで全ての山が出そろいました。熱い一週間はもうすぐです。