山笠ニュース & レポート
櫛田神社の飾り山の崩しが終わりました
2013年06月10日
櫛田神社に常設展示されている飾り山が、本年度の飾り山の準備のため、山が解かれ一年ぶりにその素山を現しました。一年常時展示のため、飾り山がないこの3週間はある意味貴重な光景です。
快晴の早朝から山大工が飾り山に登り、飾りを一つ一つ外して降ろしてゆき、10時半には全ての飾りが降ろされました。
降ろされた飾りは、人形師・田中勇さんらの手により跳木が外されたり、大きさによって分けるなど手際よく片付けが行われました。
一年展示されるとこれだけ人形に土埃が溜まります。
人形はトラックに積まれ、人形師の工房に運ばれて行きました。
旅行で櫛田神社を訪れた人達は、勇壮な飾り山を見る事が出来ない事にとても残念がっていましたが、山笠の飾りを間近で見る事が出来る貴重なこの時を記念写真に納めたりしていました。
夕方には、山大工による山笠台のメンテナンスが行われてました。
櫛田神社の飾り山は外に1年近くも展示されるので、このメンテナンスが大事です。
櫛田神社の飾り山と再び出会えるのは7月1日。
今年は表が「剛弓一箭源為朝（ごうきゅういっせんみなもとのためとも）」、見送りが「神武東征熊野譚（じんむとうせいくまののたん）」です。
