去る19日、博多中学校にて体育祭が行われ、そのプログラムの中で毎年恒例の博中山笠が行われました。この日は小雨が降るあいにくの天候でありましたが、水法被姿の男子学生達が威勢良くグラウンドに作られた清道を舁き廻りました。
博中山笠は2002年に開校20周年記念行事として「伝統文化の継承」をテーマに始まり、舁かれる2基の舁き山は本格的に組まれた山笠台を含め重さ約500キロ以上、高さは約4メートルを誇ります。
今年は「覇虞翠流」「覇天流」の二つの流れに分かれ、覇虞翠流の表題は「躍進翠柳勢」「三顧水魚誉」、覇天流の表題は「疾風迅雷如」「天我激動誉」です。
午後のプログラムに位置された博中山笠でしたが、開始直前から小雨が降り始める天候に。
それでも、2基の山はグラウンドの中央に作られた清道旗を、女性との拍手と勢水を浴びながら、清道入りを行いました。
無事清道入りを行った後、男子学生は2基の山笠を大きく揺らしながら祝いめでたを唄い上げ、最後は全員の博多手一本で博中山笠は締められました。