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舞台「刀剣乱舞」2020×博多祇園山笠 交通&宿泊&見物攻略法

※掲載している情報は、2020年1月28日時点での推測&解説情報です。博多祇園山笠は6月上旬から随時発表されていきますので、その内容に合わせてこの情報も更新される可能性があります。ご了承ください。

大人気の舞台「刀剣乱舞」の新作が、2020年7月10日(金)、7月11日(土)、7月12日(日)の3日間、福岡サンパレスにて上演されることが発表されました。2年ぶりに博多祇園山笠ともろ被りするこのスケジュールに、ファンの間では「交通状況は?」「宿泊状況は?」とザワザワし始めています。
博多祇園山笠は7月10日から山笠が動き出し本格的な行事が始まり、福岡千穐楽となる7月12日は「追い山ならし」という大きな行事が行われます。特に福岡千穐楽となる7月12日の「追い山ならし」では、大規模な交通規制が掛かり大渋滞が起きるのは確実です。

そこで「博多祇園山笠のことなら山笠ナビ」が、福岡公演を観劇する予定の方へ参考&注意喚起になればと思い、簡単(?)ではありますが、今回も博多祇園山笠を楽しみつつ上演時間に間に合うための交通情報&見物攻略法を解説させていただきます。

※博多祇園山笠の詳しい説明は割愛いたします。興味を持っていただいた方は、山笠ナビ内の各記事、各コンテンツをご覧ください。
※経験則による推測・予想ですので、天候や状況など様々な要素で状況が変わる事が多大にありえます。その点はご了承のうえ、各自の判断で行動を決定してください。
※山笠ビギナーの方にも理解していただくために山笠用語を敢えて減らして解説しています。山笠に詳しい方、その辺りはご了承ください。

博多部概要マップ

これからの解説に出てくる道路・場所を、簡単な地図にまとめてみました。

福岡サンパレスは、博多駅から徒歩で約30分。博多駅を出てから目の前の大きな通りである「大博通り」をまっすぐに歩いていけば、サンパレスに到着します。道に迷う事はありません。
その大博通を3本の大きな道(国体通り、明治通り、昭和通り)が横切っており、それぞれ商業地区である天神地区へとつながっています。

7月10日(金)「流舁き」(16:00~)
× 「刀剣乱舞」(18:30開演)

7月10日は博多祇園山笠の山笠がこの年初めて走る日で、参加者も気合が入っている日です。この日から博多祇園山笠の神事は本格化していきます。

行事は、16時(中洲流・千代流)、17時(大黒流・土居流・西流)、18時(東流・恵比須流)から、それぞれの地域で「流舁き」という行事がスタートします。 ※「流(ながれ)」とは地域で分けられた「チーム」のこと

17時の大黒流・土居流・西流は明治通り、昭和通りを横切るため、山笠運行時だけの一時的な通行規制を掛ける事はありますが、大規模な渋滞にまでは発展しませんのでご安心ください。

山笠を楽しみつつ上演時間に間に合うためには、17時スタートの大黒流、土居流、西流を見物してから福岡サンパレスに向かってください。見物した後、バスに乗っても、ゆっくり歩いても、十分に時間は余る計算となります。
欲張って18時の東流、恵比須流も見たい方。スタートを見た後、バスには乗らず走ってサンパレスに向かう事を覚悟した上で見物してください。それも一興です。

終演後ですが、すでに流舁きはすべて終了しています。山笠渋滞は発生しませんのでご安心ください。

「流舁き」を楽しむ

流舁きは各流の地域に建てられた「山小屋」と呼ばれる小屋からスタートします。見物する際は、スタート時間に合わせて、山小屋前で待つと出発の様子を見物することができます。

16時は中洲流と千代流がスタートします。千代流は少し離れた地域になるので、千代流を見物する際は早めの移動が必要です。

17時からは大黒流・土居流・西流がスタートします。
その中でも、西流・土居流はスタートしてすぐに博多の総鎮守である櫛田神社に向かい、奉納の「櫛田入り」を行います。

※1:16より、土居流の流舁きでの櫛田入りの模様

櫛田神社に作られた桟敷席(アリーナ席)は、この日は無料で入れますので、櫛田神社の桟敷席で17時から待っていると、良席で博多祇園山笠の見どころを2つも見物することができます。2つ見た後は、大博通に出てバスに乗れば十分にサンパレスの開場時間に間に合う事ができます。

7月11日(土)「朝山」(5:00~)「他流舁き」(16:00~)
×「刀剣乱舞」(12:30、18:30開演)

舞台が12:30、18:30の1日2ステージある翌12日。この日は山笠行事も1日2回行われます。
まず明け方(午前5時)に「朝山」が行われ、夕方(午後3時以降)に「他流舁き」が行われます。

まず「朝山」の方ですが、朝5時という超早朝に行われるため、交通状況には全く影響がありません。
ただし、山笠地域にホテルを取っている人は要注意です。朝5時から行事が始まるので、朝4時過ぎから太鼓の音やオッショイ!やオイサ!の掛け声が町に響き渡り、びっくりして跳び起きる人が後を絶ちません。700年以上も続く伝統行事ですので、そこはご容赦ください。朝山を見物せずにゆっくり寝ていたい人や、大きな音に敏感な人は、耳栓などを用意しておく事をお勧めします。

夕方から始まる「他流舁き」は、4つの流が15時、16時、17時とそれぞれの地域で行事を行うため、交通状況にはあまり影響がでません。10日と同じように山笠運行時だけの一時的な通行規制をかかったりする事はありますが、大規模な渋滞にまでは発展しませんのでご安心ください。移動の時間さえしっかり計算しておけば、行事をゆっくり楽しむことが出来ると思います。

ただし「他流舁き」で要注意なのが、18時頃の博多駅です。18時過ぎに東流が博多駅前広場に山笠を舁き入れるという人気の恒例行事が行われます。
本当ならぜひ見てもらいたい行事ではあるのですが、開演が18時半に控えている観劇予定の方はこの行事をのんびり見ている状況ではありません。
しかも、この注目の行事を見るために博多駅周辺は見物客と帰宅客で大変混雑し、駅前の歩行者道路にも大幅な通行規制が掛かります。
もちろん東流の舁き山が駅前広場に進入するため、目の前の大通り(住吉通り)も交通規制が掛かり、バスの運行や車の運行にも支障が出てきます。
ベストなのは18時前に早めにサンパレスへ向かう事ですが、18時過ぎに博多駅着となる方は、地上ではなく博多駅の地下街を通って西8出口から駅前朝日ビル前に出てから、すぐにタクシーを拾うか、少し歩いて祇園町でタクシーorバスで移動するほうが安全です。

終演後ですが、すでに他流舁きは終了しています。山笠渋滞は発生しませんのでご安心ください。

「朝山」を楽しむ

早朝5時(千代流・中洲流は午前6時)から始まる「朝山」は、開始する時間帯から難易度が高い行事ですが、朝焼けの中駆け出していく山笠を見るのは、心洗われる気持ちになる一押しの行事です。早朝なので当然ではありますが見物客も少ないので大変見やすい行事でもあります。
また参加している子供が山笠に乗れる唯一の日(※子供台上がりを行わない流もあります)で、子供を入れ替えるために途中途中で立ち止まるため、意外と追いかけやすい行事でもあります。

お勧めは午前7時頃、子供を祀った万四郎神社にて行われる東流の「子供台上り」の行事です。この時だけは子供だけが山笠に上がり、その子供を山笠の功労者が山笠を担いで運ぶという、博多の伝統を功労者から子供に伝える素晴らしいシーンが見られます。時間も午前7時頃なのでちょっと見やすい時間帯なのもお勧めです。

「他流舁き」を楽しむ

他流舁きは中洲流(15時)、千代流(他流舁)、大黒流(17時)、東流(17時半)と四流が別々の時間にスタートします。自分たちの地域ではなく、他の地域を走る珍しい行事です。

中洲流、大黒流、東流は櫛田神社にて櫛田入りを行います。この日も無料で桟敷席に入れるので、のんびり待っていたら櫛田入りをたっぷり見物することができます。大黒流の櫛田入りを見て、ゆっくり移動しても十分に開場時間に間に合うでしょう。
最後の東流は17時半スタートで少し危ない感じですが、18時前には櫛田入りを終えるので、終えたらすぐに大博通りに向かってバスに乗ればちょっと前に到着することもできます。しかし離脱の判断は誤らずに。本来の目的は舞台なのですから。

7月12日(日)「追い山ならし」(15:59~)
× 「刀剣乱舞」夜公演(12:30、18:30開演)

「追い山ならし」は、博多祇園山笠の行事の中でもかなり大きい大事な行事です。山笠のフィナーレ「追い山」とほぼ同じコースを走る、いわゆる「リハーサル」なのですが、リハーサルといえども各流のプライドをかけて本番さながらの気迫で行事が行われます。

本番とほぼ同じコースを15時59分から走るため、博多の町を縦横で貫いているメインの道路すべて(大博通り、国体通り、明治通り、昭和通り)が、15時から18時まで大規模な交通規制が掛けられ、深刻な交通渋滞が発生します

▲追い山ならしのざっくりとした交通規制のエリア
その間、バス、タクシーの運行はできません。そして、博多の大動脈がすべて止まるわけなので、天神側への交通にも多大に影響が出ることになります。もちろん、これらの道路につながる普通の道路にも影響が出ることになります。

12:30の公演の回の方は、この交通規制が出る前の話となりますので、交通状況は全く問題ありません。
逆に公演終了後は、博多の街へ繰り出して、迫力ある勇壮な博多祇園山笠の追い山ならしをぜひお楽しみください。

問題は18:30の回の方です。
追い山ならしを一番最後となる千代流(※上川端通のスタートはここでは割愛)は、16時35分にスタートし約30分の17時過ぎにゴールし、追い山ならし行事は終了します。追い山ならしのために掛けられていた大規模な交通規制は18時に解除されます(とはいえ、山笠の運行が完全完了次第、逐次解除されていく流れが多いです)。

しかし、18時に規制が解除されますがすぐに交通網が利用できるわけではありません。交通規制が18時に解除されると、今まで止められていた交通量が一気に流れ込むため、大渋滞が起こります。特にバスは長蛇の列を作ることになり、山笠名物「バストレイン」状態が生まれます。
しかも、この日はお出かけする人も多い日曜日。この日の18時頃の車移動はかなり危険ではないか、と推測されます。

▲博多祇園山笠名物、バスの「トレイン」状態

もしその状況であれば、福岡市内の移動の生命線であるバスはまず動きません。バスに乗ってても「お急ぎの方はここで降りていいですよ」とアナウンスされることもあるそうです。
自由が利くタクシーだと大回りしてサンパレスに向かう事ができると思われますが、タクシーを拾う場所によっては全く動かなかったり、大回りの道も山笠渋滞で動きが鈍い可能性も出てきます。

つまり、一番安全なのは、地下鉄「呉服町」または「中洲川端」で下車し、歩いてサンパレスへ移動する方法です。
呉服町からサンパレスまで歩く場合、GoogleMapの徒歩検索では約15分、中洲川端から約20分ですので、その時間を計算に入れて移動してください。18時ごろであれば、見物客も解散しており、歩きやすい状態となっています。
※地下鉄を利用する際で気を付けないといけないのは、博多駅から地下鉄「呉服町」に行くには一度「中洲川端」で乗り換えが必要だという事です。
ホームが異なりますので移動&待ち時間を考慮した場合、状況によっては中洲川端駅下車で歩いた方が早い場合もありますので、そこは時間との相談でお考えください。

以上、17時以降のサンパレスへの移動についての解説でしたが、17時以前に移動したい人の解説もしておきます。

17時以前はまだ山笠が行われていますので、交通規制もかかっており、何より今年は日曜日の追い山ならし開催ですのでたくさんの見物客が沿道で見物している、と予想されます。しかも追い山ならしのコースは博多の町全体となっていますので、交通規制と人の壁に阻まれてうまく移動できない可能性が高いです。
もし山笠が行われている時間にサンパレスに移動したい場合は、
・プランA:地下鉄呉服町駅の3、4番出口から地上に上がり、徒歩で北上する。(約15分)
・プランB:地下鉄中洲川端の3番、6番出口から地上に上がり、博多川に沿って徒歩で北上する。(約20~30分)
をお勧めします。
・・・というか、もうこうなったら追い山ならしを楽しんだ後にみてからサンパレスに移動した方がいい気がしますが。

終演後ですが、その時間帯は交通渋滞もほぼ緩和されている可能性が高いですが、バスダイヤの乱れの影響はまだ少し残ってるかもしれません。
それよりも、終演後の観客の波でおそらくサンパレス前のバス乗り場は大変混み合うことが予想されます。
お急ぎの方は、目の前の那の津通りに出てタクシーを拾うか、呉服町駅まで歩いてバスまたはタクシーに乗りましょう。呉服町駅には必ずタクシーが止まっており、また博多駅行きのバスも多く到着します。時は金なりです。ここは金で時間を買いましょう。
呉服町からバス・タクシーであればおよそ5分程度で博多駅に到着です。

12日夕方の大事なポイント

  • サンパレスへ向かう際は、バス、タクシーは使わない方針で考えておく。足元も、歩くことを考えた歩きやすい靴にしておく事もおすすめ。<
  • 一番安全なのは、地下鉄「呉服町」駅下車で歩いてサンパレスへ(徒歩15分)。
    呉服町の場合は、3番出口から道なりにまっすぐ北上する。
  • 舞台は一期一会。カーテンコールもしっかり楽しむ。しっかり楽しんだんだら、終演後はダッシュ。その苦労・疲労は厭わずに。

「追い山ならし」を楽しむ。

開演までに時間に余裕があると思うので、ぜひ博多祇園山笠「追い山ならし」を楽しんで行ってください。
「追い山ならし」については、山笠ナビの「追い山ならし」のページをご覧いただけたら、ほんの少しはわかっていただけるかと思います。とにかく12日の午後なると、博多の街の空気がそわそわざわざわし始めますので、祭りに”のぼせる”博多の街の空気をぜひ体感してください。(※昨年の追い山ならしのレポートはこちら

一番山笠 恵比須流が櫛田神社を出発するのが15時59分。最後の八番山笠 上川端通が出発するのは16時35分です。
全流がすべてゴールするのは17時半ごろなので、そこから歩いてサンパレスに向かっても十分に間に合います。

初めて博多祇園山笠を見る方で、おすすめのポイントは、祇園町駅付近。ここで見物していると、全ての流と巨大な八番山笠を見ることが出来ます。
天気が良ければ、早い時間から櫛田神社前で場所取りをし、博多祇園山笠の熱気と迫力と興奮を間近で味わうのもお勧めです。
山笠ナビのtwitterでは、見物スポットの案内を行ったり、疑問・質問等にお答えしています(行事中は取材・撮影で返事は難しいですが)。こちらもぜひお気軽に。

宿泊拠点状況について

この時期の博多遠征で気になるのが、博多の宿泊拠点状況です。福岡市は宿泊施設が多くないのが悩みの種とされており、また今年は金・土・日の週末開催とだけあって、宿泊施設争奪戦も激しい可能性があります。また、この時期は山笠の見物客を見込んで、博多周辺の宿泊施設は値段が通常より上がる傾向もありますので、要チェックです。

特に日曜日開催の追い山ならしは、今年は特に遠方から来る人も多いと予想され、11日土曜日から前入りする人も多いのではないでしょうか。また、山笠が好きな人は、12日の追い山ならしからフィナーレとなる15日の追い山まで連泊して見物する人もいます。そう考えると、この3日間の宿泊施設の押さえは、早めに行った方がよいかと思われます。

なお、1/28時点で判明している同時期のイベントは以下の通り。

  • 福岡ドーム・・・福岡ソフトバンク vs オリックス(7/10、11、12)
  • 博多座・・・ミュージカル『エリザベート』

こちらも遠征組が多そうなイベントが並んでおり、他のイベント組との争奪戦になる可能性もあることを念頭に置いておいてください。(裏を返せば、刀剣乱舞と被るエリザベート遠征組、野球遠征組の人も要注意という事になります)

いざとなったら、博多から少し離れた場所に宿をとることもオススメです。山笠と関係ない地域だと、値段も落ち着いている可能性があります。特急・急行で 30分ぐらい離れると、意外と見つかるかもしれません。

飾り山見物について

せっかく博多が一番熱く面白い時期に福岡にいらっしゃるのですから、ぜひぜひ「博多祇園山笠」をお楽しみください。

7月1日から7月15日まで、福岡市内では高さ10メートルを超える「飾り山」という奉納用の飾りの山笠が建てられています。この飾り山の人形飾りには武者飾りが多く登場しますので、刀剣乱舞に出てくる銘刀、名槍が山笠の飾りにもなっていたりします。それを見て回るのも、博多祇園山笠×刀剣乱舞の楽しみの一つですよ。

なお、本年度の山笠の情報(飾り山のタイトル)は6月3日に一般発表されますので、どんな飾りが登場するかはもうしばらくお待ちください。

結論としては

  • 何はともあれ、時間は余裕をもって。箱根駅伝には「その1秒を削り出せ」という名言があります。状況次第では走ることは厭わずに。
  • せっかく博多が一番熱く面白い時期に福岡にいらっしゃるのですから、ぜひぜひ「博多祇園山笠」もお楽しみください。
  • 博多祇園山笠の事については、時間&状況&答えれる範囲でお応えしますので、山笠ナビtwitter(@yamakasa_navi)に投げて頂けたら。※行事取材状況では返答が送れる場合があります。ご容赦を。
  • 2017年にも書きましたが、舞台は一期一会です。
    舞台は生モノなので、二度と同じ光景を見ることができません。生観劇できる幸運に恵まれたのですから、浮世の憂さを忘れてしっかりたっぷりお楽しみましょう。後はどうにでもなりますし、どうにでもなれな心構えで、どんと構えて舞台を楽しんでください。あとはなんとかなります。舞台の好みは違えども、同じ「舞台」という世界を見るのが好きな山笠ナビの中の人からの願いです。

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