博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

赭熊(しゃぐま)

博多祇園山笠における赭熊(しゃぐま)とは、山笠を山小屋に据えた際に見送り側の杉壁内側中央部に立てる白い毛の飾りのこと。

仏教僧が用いる払子(ほっす.禅僧用具)などのほか、江戸時代には赤または黒に染めたもの(赤熊/黒熊などと呼ぶ)が、兜や槍の装飾などに利用されていた。