博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

山解き(やまとき)

15日早朝の「追い山」終了後、山小屋で舁き山の飾りを取り外す事。『山崩し』『解山(ときやま)』とも言う。

「山崩し」「山解き」などと呼び名が複数あり、またどちらで呼んでるかは流毎、町毎、人毎と呼び方が違っているため、厳密には差がないらしい。

ただ、聞き取り調査をしている中で”なるほど”と思ったのが、「飾りを丁寧に取り外し、山笠台から縄を解いて舁き棒を取り外す」=『山解き』であり、「山笠によじ登って人形を壊しながら飾りを取り外す」=『山崩し』という見解。「解く」と「崩す」のニュアンスが表れる見解であるため、山笠ナビではこの見解に準じて「山を解く」「山を崩す」とお伝えする努力はしている(※たまにそのガイドラインを忘れる事もある)。