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川端ぜんざい広場の飾り山飾り付けが行われました & 福岡市博物館「山笠と法被」展の後期展示の模様

早くも酷暑の様相を呈し始めた2018年の夏。追い山が終わって三日後となる本日7月18日(水)、上川端商店街内にある川端ぜんざい広場にて、今年博多を走った八番山笠上川端通の飾り付け作業が始まりました。

追い山の日に解かれた上川端通の飾りが所せましと並べられ、朝8時より田中勇人形師や山大工の方々が飾り付けを始めます。上川端通の舁き棒は壁に静かにかかってこの様子を眺めています。

まずは人形から。次々と人形が矢切の上に引き上げられていき、マイクを持った田中人形師の指示で位置を調整し、固定されていきます。

山笠台の下には、昨年の飾りであるスターウォーズの飾りが。大きい人形のため、片付け待ちとのことで、本日の作業完了をもってこの場所から片付けられるとのことです。

山笠も終わっているので人形の表情のアップの写真を出せるのもこの時だけ。近づけば近づくほど、迫力のある表情が丁寧に作り込まれているのがよくわかります。

こちらは見送り側の人形の表情のアップ。迫力ある勇壮な表の人形に対し、こちらは打って変わって秀麗で雅な表情が作られてるのがよくわかります。

大きな船の飾りは山大工ら4人が持ち上げ押さえて取付作業を行います。人形師の微妙な角度の指示にも合わせて調整し固定していきます。

約40分で表側の人形がすべて矢切に上げられ、次は館の飾り付けに入りました。見送りはこの後に行われます。

午後1時過ぎになると気温もかなり高くなります。飾り付けは表は全景が見ててきており、見送り側の細かい飾り付けに入っていました。日差しが強いため、人形師や山大工らは大粒の汗をかきながら作業を行っております。

今日明日と飾り付けられた今年の上川端通の飾り山は、今週末7月21日(土)の川端ぜんざい広場オープンと同時に一般公開となり、来年2019年7月14日まで展示されます。

福岡市早良区にある福岡市博物館で開催されている「博多祇園山笠~山笠と法被展~」は7月10日より後期展示がスタート。前期は東町流、洲崎流、土居流の長法被が展示されていましたが、後期は展示されている法被が一新され、現在は石堂流、呉服町流、西町流、魚町流の長法被が展示されています。

後期の法被も見たことのない貴重な法被ばかり。左の法被は西町流の上西町の法被。2本縞と4本縞の組み合わせは「に」「し」という言葉をかけているデザイン。右は土居流の西方寺前町・・・ではなく西町流の釜屋町の法被。デザインが大変似ており驚きます。

個人的に大変興味深かったのは魚町流の古小路。白地の長法被というのも珍しいのですが、このデザインは古小路の「古」という感じを図案化したもの。解説がないと全く気付かないデザインに感心するばかりです。

実際に目の当たりにして色々知る事ばかりの法被の歴史。解説板に書いてある法被の図案の説明を見ていると、今回もあっという間に時間が過ぎ去ってしまう展示内容です。来月8月5日(日)まで展示されていますので、山笠が終わってもう一度山笠に浸りたい方は、福岡市博物館の「山笠と法被」展にぜひ足をお運びください(福岡市博物館では「鈴木晴信」展「幽霊・妖怪画の世界」展も同時開催されてますので、こちらもぜひ!)。

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