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2017年最後の流舁きが行われました。そして追い山前日の様子・・・

2017年7月14日。2017年の追い山の前日となりました。この日は今年最後の流舁きが行われる日。中洲流、恵比須流、西流、大黒流、土居流が最後の流舁きを行いました。

追い山前日ということで、櫛田神社ではお昼頃、中継のセッティングが急ピッチで行われていました。

ゴール地点となる須崎の廻り止めにも、中継車などが並び、中継の準備が行われていました。

午後4時、恵比須流が今年最後の流舁きへ。照り付ける太陽の下、流の区域内を舁き回ります。

中洲流も午後4時から流舁きへ。

午後5時、大黒流、西流、土居流の流舁きが始まりました。

土居流は今日の流舁きの中で片土居町にて追善山を行いました。追善大和は、昨年の山笠以降に亡くなった山笠の功労者を弔う儀式で、山笠を軒先に舁き入れて祝いめでたと手一本で弔うという、山笠が好きだった故人なら喜ぶような博多祇園山笠らしい弔いの儀式です。

追善山が終わると、その勇壮な姿は再び流れの区域に飛び出していきました。

流舁きが終わり、日はとっぷり暮れて午後9時の土居通り。まだ人気は少ないのですが、すでに気がはやる人たちが山留め付近の場所取りを開始。午後10時には出店も営業を開始しました。
リバレインの飾り山の前には山笠が終わるのを惜しむかのように、記念写真を撮る人がたくさんいました。

午後9時。上川端商店街の中にある川端ぜんざい広場では、一年間展示した昨年の八番山 上川端通の飾り山の山解きが始まりました。田中比呂志人形師の最後の山笠飾り、これで見納めとなります。

山大工らが飾り山に登り、番線(針金)を切りながら一つ一つ飾りを外していきます。30分もたたないうちに下の飾りが外されました。

今年の八番山 上川端通では、スモーク用のボンベが交換されていました。追い山への準備が進みます。

午後11時過ぎになると、櫛田神社のへいから雪洞が外されていきます。

午後11時50分前、すでに千代流れの飾り山は解かれており、山小屋のライトの撤去が始まっていました。

午前12時。7月15日なりました。今年の山笠勉強会イベントが行われた、承天寺近くにあるD&DEPARTMENT FUKUOKAでは、山笠オールナイト営業がスタート。開店と同時にお客さんが来店し、賑わいを見せていました。

午前12時より、博多駅の飾り山の山解きがスタート。たくさんの人が見つめる中、豪奢な飾りが次々と外されていきます。

キャナルシティの飾り山は山笠台まですでに解かれており、舁き棒がトラックに積み込まれていました。

午前12時半。中洲流の舁き山が中洲大通りに据えられており、町舁出の時間を待っていました。

川端中央街と博多リバレインの飾り山も山解きが始まっており、12時半の段階でほぼ山鬨が終わりつつありました。

午前12時40分ごろの大黒流。向こうの方でもーろーろーの声と思われるオイサの声が聞こえていました。

東流の飾り山は、まずは見送りから山解きが始まりました。

午前1時。東流のもーろーろが上東町を通過。

午前2時半には、東流の表の飾りが解かれていました。

ここまで書いて、午前4時59分まで2時間。いよいよ、フィナーレ追い山を迎えます。