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東流が御神入れ祭を執り行いました

山笠開幕し暑い日が続く7月2日(日)、七番山笠 東流が午前7時より舁き山・飾り山の御神入れを執り行いました。

朝から青空が一面に広がる博多の空。梅雨であることを忘れたかのような空模様です。

昨日出来上がった舁き山の標題は、「○△□宏仁照花(まるさんかくしかくこうじんははなをてらす)」。白水人形師が手掛けました。
御供所にある聖福寺の名僧仙厓和尚は多くの軽妙で大らかな雰囲気の画風の絵画を遺したことで有名な禅僧です。そのおおらかなタッチの画風を人形として再現しました。

今年の舁き山の天額は木製。通常金物で作るそうですが、今年は木製にしたら流の人たちからも高評判。味わいのある良い雰囲気の天額になっています。

白水人形師が制作した飾り山の表には虎が3匹流れるように配置されており、舁き山のコミカルな虎まで流れるように配置されています。全ての虎が一目で見れるのはこの御神入れだけです(※流舁きの時は山台に乗せられてるため、飾り山一番下の虎が見えなくなる)。

浄め祓いの儀では、舁き山の表と見送り、飾り山の表と見送りがそれぞれ祓い清めて神が入れられ、舁き山と飾り山は櫛田神社に奉納される「ご神体」にされました。

最後に玉串奉奠が行われ、総務や人形師が拝礼しました。

神事後は奉納目録が櫛田神社より授与され、御神入れ祭は無事終了しました。

そして、本日このようなイベントが上川端通でありました。詳細レポートは近日公開・・・っ!