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東流が御神入れを行いました

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本日7月5日の午前7時より、東流が御神入れを行いました。この日は早朝から青空が広がる晴天で、心地安い風も吹くという絶好の神事日和となりました。

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今年の標題は、人形師白水英章氏による『若武者応破波濤(わかむしゃまさにはとうをやぶるべし)』。刀を前に突き出した迫力のある源義経が飾られています。

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午前7時より神事が始められました。朝の日差しの中、修祓でお祓いを受け、祝詞奏上が行われます。

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浄め祓いの儀で舁き山を祓い、舁き山は「飾り」から「ご神体」へ変わります。

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垣波総務が玉串奉奠を行った後、関係者、参加者、山大工、人形師らも玉串を奉奠しました。

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最後に奉納感謝状が垣波総務に贈られ、御神入れ祭は終了しました。

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また、本日午前11時より大黒流も御神入れを行いました。標題は置鮎正弘人形師による「鐵心肝(てっしんかん)」。采配を振るう真田幸村が飾りとなっています。大黒流の舁き山は、博多中学校近くとなる博多区須崎13番地、多福寺ナーランダ保育園の前にて見ることが出来ます。

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土居流は山小屋建設が進んでおり、西流の山小屋と共に明治通り沿いから見ることができます。西流と土居流は明日6日に棒締め・飾り付けを行い、7日に御神入れを行う予定で、7日に七流の舁き山が全て揃うことになります。これらの舁き山が動き出すのは7月10日の流舁き。いよいよ、静から動へ山笠が動き出します。