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西流が小屋入りを、上川端通と川端中央街が棒締めを行いました

梅雨前線が停滞し、九州南部に大雨への注意が発表された本日22日。博多は朝から小雨が降る雨模様の天気となりました。

●西流が小屋入りを執り行いました

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午前10時より西流が小屋入りを行いました。今年の西流の山小屋は、大博通りと冷泉通りが交差する南日本銀行前に建てられます。

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櫛田神社の神職によってお祓い、祝詞奏上が行われます。

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浄め払いの儀では、山小屋が建つ四隅それぞれを、神職がお祓いし切麻(きりぬさ)を撒いて、山小屋が建つ場所を祓い清めます。
大博通り沿いはバスの通行量が多い道。バスの中から目の前でこの儀式を見る事ができ、驚いたり興味深く見ている乗客の姿もありました。
山小屋の場所を浄めた後は、山小屋に使う部材や、提灯や桶などの道具を祓い清めます。

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最後に、玉串奉奠が行われ、無事西流の小屋入りが終了しました。

 

●上川端通が棒締めと試舁を行いました

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午前9時より八番山笠・上川端通りが棒締めを行いました。今年は八番山50周年記念という記念すべき年という事で注目度が高い上川端通。テレビの取材も入っていました。

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「棒締めたー」の掛け声が掛かると、木槌で縄を叩きながら舁棒と山笠台を縄で締め上げていきます。

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八番山は「走る飾山」のため、縄の具合はとても大切です。慎重に丁寧に作業が進められていきます。

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商店街のお店が閉っている時間から始まったこの棒締めも、開店時間の10時を過ぎると人通りが多くなります。棒締めを行う横を通行人が通ったり、この棒締めの模様を足を止めて見物したり、写真に収めたりする姿が沢山見られました。

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正午に棒締めが終了。早速試舁の準備に入ります。場所を整え、「3!2!1!」の掛け声と共に、上川端通の山笠台が動きました。

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上川端通りの飾り付けは、今週末に行われる予定です。

 

●川端中央街が棒締めを行いました

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同時刻、上川端通の反対側では川端中央街が小屋入りと棒洗いを行いました。

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道を挟んで、左手に川端中央街、右手に上川端通と、同じアーケードに二本の飾山が建つ珍しい場所です。

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昨年は当番町に専念するため建てられなかった川端中央街の飾山ですが、今年2年振りの復活となります。

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「棒締めたー」の掛け声で、縄を力一杯締め上げていきました。

 

●東流が棒洗い・棒締め・試舁を行いました

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東流が、午前8時より棒洗いを行い、棒締め、試舁を行いました。