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お汐井取りが行われ、「オッショイ!」「オイサ!」の声が博多の町に響き渡りました

抜けるような快晴の7月10日、本日から博多祇園山笠が本格的に始まります。
その始めの行事である全流による「お汐井取り」が行われました。
お汐井取りは全流の山笠参加者が筥﨑浜を目指し走り、浜の真砂を取って櫛田神社に参拝する行事です。

17時30分、一番山笠の千代流が力強い「オッショイ!」の掛け声高らかに石堂橋をスタート。
その後、二番山の恵比須流、三番山の土居流・・・と次々と、各流が筥﨑浜に向かって走っていきます。

 
(左)土居流 (右) 東流

筥﨑浜では、海に向かってお祈りを済ませると、浜に降りて腰に付けた『てぼ』という竹製のカゴに詰めて持ち帰ります。

 

特に子供のお汐井取りの様子はカメラマンの注目の的となっていました。

筥﨑宮へお参りをした後、そして再び博多へ再び走り始めます。
目指すは櫛田神社。

 

「オッショイ!」「オイサ!」の声を響かせながら、次々と櫛田神社の境内に入り、参拝を行いお汐井取り終了。再び掛け声の中、自分たちの町に戻っていきました。
山の参加者が走った距離は約10キロメートル。今まで静かだった山笠が一気に静から動へ移り変わりました。


明日10日は、初めて山が動く「流舁き」の日です。山のぼせには堪らない一日となるのではないでしょうか。