博多祇園山笠は神事であるため、親族が亡くなった際は「喪にかかる」として山笠への参加を一定期間控えることとなる。
喪にかかる期間は続柄によって決まっており、また、忌中・服によって山笠への関わり方が変わる。
前段 | 後段 | ||
続柄 | 忌日数 | 服日数 | |
1 | 父母 | 五十日 | 十二ヶ月 |
2 | 祖父母 | 三十日 | 五ヶ月 |
3 | 妻 | 二十日 | 三ヶ月 |
4 | 嫡子 | 二十日 | 三ヶ月 |
5 | 兄弟・姉妹 | 二十日 | 三ヶ月 |
6 | 養子 | 二十日 | 三ヶ月 |
7 | 伯・叔父母 | 二十日 | 三ヶ月 |
※ 忌とは、家に引き籠もって葬儀に専念する事で、この期間を『忌中』という。
※ この期間は、神棚に白紙を貼り、神詣や神事に関する事は避けるべきである。
※ 『服』とは、忌中を含めて死者に哀悼の情を捧げる、更に長い期間をいう。
※ 忌服の期間が過ぎて、喪が明ける事を正式には除服(じょふく)という。
前段 | 後段 | ||
続柄 | 忌日数 | 服日数 | |
1 | 父母 | 二十五日 | 五ヶ月 |
2 | 祖父母 | 十五日 | 三ヶ月 |
3 | 兄弟・姉妹 | 十日 | 一ヶ月 |
4 | 伯・叔父母 | 十日 | 一ヶ月 |
昭和六十二年五月二十六日 申し合わせ
平成 元 年六月 十八日 再確認
平成二十二年一月二十八日 改訂