博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

櫛田入り(くしだいり)

dic-kushidairi

12日の追山ならし、15日の追山に櫛田神社に特設された清道で行われる奉納行事。
追い山の山留め(スタート地点)から大太鼓の合図でスタートし櫛田神社の境内にある清堂旗を廻り玉垣を出るまでを言う。

境内を出るときのタイムが玉垣の上の櫓で計測され記録され、櫛田入り後は追い山のコースへと飛び出していく。

最初にスタートする一番山は午前4時59分に大太鼓の合図でスタート。清道を回ったところで一旦山を停止、能舞台に山笠を向け「祝いめでた」(博多祝い歌)を舁き手、観客と一体となって全員で大合唱する。
これは一番山笠にのみ許された特権で、唄うのは1番のみ。祝い目出度を唄うタイム(約30秒)は除外される。山の出発が4時59分となっているのは、祝いめでたの斉唱時間1分のロスタイムを考慮しているからである。

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