博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

入軒(いりけん)

流舁きにおいて、主な道筋から左右に曲がり込んだ数件の家並みに沿って山笠を舁き入れ、隣町との町境まで行って引き返す事。
これは、昔の博多が背割り方式の町割り方式の町割りを元に流が構成されている事に由来している。流舁きはその流に所属する各町の全域を回るのを原則としているため、今もなお背割り方式の町割りに従い、このような舁き方を行って各町を回っている。