博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

への字(へのじ)

山笠台の四隅の足と足を繋いで固定するための「梁(はり)」の役割の部分の事。
横木には湾曲した樫の木が用いられるが、中央部が高く形がひらがなの「へ」の字に似ていることから、この名が付いている。
転倒した舁き手が山笠に巻き込まれるのを防ぐ「逃げ」のスペースをを確保するための部分である。