博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

堂山(どうやま)

奇数番の山笠(二番、四番、六番・・・)を「堂山(どうやま)」と呼ぶ。

一般的に「差し山(さしやま)」と比較して優美な飾りが多いとされており、飾りの頂上に「お堂」を飾るのがしきたりであったが、近年の舁山では必ずしもそのしきたりに則っておらず、その違いがわかりにくくなっている。

「堂山」の舁山には三神神額がない

このため、飾りの頂上に「大神宮」「櫛田宮」「祇園宮」(櫛田神社の三神)の神額が飾られていなければ「堂山」と判断するのがわかりやすい。

飾り山の場合はセオリー通り頂上に「お堂」が飾られている事が多いので、一見して「堂山」と判断することが出来る。

「堂山」の飾り山の頂上には「お堂」が飾られる

 

→参照:山笠用語辞典「差し山(さしやま)