棒洗い(ぼうあらい)
山笠の「舁き棒」を、博多埠頭にある櫛田神社の浜宮で櫛田神社の神職よりお祓いを頂いた後、博多湾の海水を使って洗い清める神事(ただ最近は海水の汚れがひどいため仕上げには上水を使うことが多い)。
棒洗いは山笠を控えた6月の初旬の吉日に行われる。行う日は流によって異なる。
洗い清められた舁き棒はそれぞれの流に持ち帰り、山笠台に取り付ける「棒締め」が行われる。
棒洗いの歴史
「中州流50年の軌跡」によると、昭和39(1964)年に「戦後はじめて古式にのっとり、中州流が博多ふ頭で棒洗い神事を行う。のちに浜宮再建。」された神事と判明した。